こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。
どうも今回の参議院選挙は盛り上がりに欠けていると、世間の声や空気を感じます。
岸田政権に明確な失敗、叩ける部分が少なく、良くも悪くも選挙までは無難に乗り切ろうとしている点、つまり無風です。
更には情勢調査を見ても与党は過半数を上回る情勢であり、そもそも参院選では政権交代が行われないため、精々野党同士の勢力争いに過ぎないという点も盛り上がらない一因かと思います。
そしてもう一点、私は常々言っていますが、どの政党も前回選挙の選挙公約の達成状況を全く振り返らないまま、新しい選挙公約を発表する。
何がダメで、何が達成出来たのか、毎回毎回見えて来ないんです。
そしてそれは何故か?
与党側は選挙公約においてはふわっとしていて無難な約束しかしない、野党側は実現可能性が低い夢物語ばかり掲げている、という選挙公約そのものの問題もあります。
そもそも一時期流行っていた、マニフェストという言葉をどこも使わなくなりました。
マニフェスト【manifesto】
1 国政選挙では政党が、地方選挙では候補者が政権獲得後に実施する政策を具体的に挙げ、実施時期と予算措置について明確に有権者に提示した文書。政権公約。政策宣言。→選挙公約
つまり、マニフェストとは、財源(予算)と期限を明示した政策集、国民との約束ごとです。
民間企業、特に上場企業であれば当然のごとく、四半期毎に数値目標や事業施策を公開します。
そしてその予算計画がうまく行かなければ、随時修正をしていきます。
その繰り返しで会社の業績、組織体制を上昇させていくものです。
予算と期限を明示するからこそ、約束になるのです。
そして、何故うまくいかなかったのかを振り返ることが出来るのです。
何故、政治の世界ではそれが行われないのでしょうか。
具体的な約束をするとうまく行かなかったときに責任を追及されるからですね。
そしてうまくいかなかったとしても、数年後の選挙の時には有権者はその選挙公約何て忘れている、そう思われています。
ここから変えなくてはいけないんではないですか??
財源と期限を明示出来るのは与党あるいは首長だけ、野党側には出来ないといった声も聞きます。
与党野党どちらも作成すべきです。
そもそも野党側は政権交代を目指しているのではないですか??
いざその選挙で政権交代が果たされてから財源を考え始めるのでしょうか・・・・
だからこそ本気度が足りない、政権担当能力がないなんて言われてしまうんです。
ということで、私は来年の選挙に向けて財源と期限を明記した中央区マニフェストを作るつもりです。
もちろん、1議員に予算執行権限はありませんので、無茶な約束事であると思われるかもしれません。
しかしながら、当該選挙で例えば与党を獲れたら実現の可能性は高まります。
その後ろ盾をもとに、中央区と交渉もしやすくなります。
なにより、中央区を変えたいと思うのであれば、財源と期限を伴った具体的な政策を示さなければ、その本気度は伝わらないと考えます。
もし私のマニフェストに一定の信任を得られた場合は、その実現に向けて最大限努力します。
既に作成を開始していますので、改めてお示しします。
また、区民の方々と共同で作り上げたいと思っていますので、
来月から毎月を目標にタウンミーティングを開催する予定です。
またお知らせします!!
それでは!!