【コロナ対策】第6波は中央区保健所の業務対応も相当なひっ迫状況、その他小児接種情報など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日はコロナウイルス・防災等対策特別委員会が開催されました。

第6波における中央区の保健所体制について質疑が行われました。

Q.第6波における中央区保健所の対応状況について

A.夏のデルタ株による第5波は1ヵ月で患者数が10倍になったが、第6波については1ヵ月で患者数が30倍になっている。そのため、全庁的な職員の応援を頼んで対応を続けている。

これまで1日150件対応が出来る体制だったが、新規感染者が300人を超える状況が続き、1月末には1500人を超える積み残しも発生した(陽性と診断されても区から連絡が行かない患者数)

全庁あげて職員の応援を24名募り、職員延べ308名、聖路加国際大学から応援で延べ38名にて対応を行ってきた。最大で1日460件対応出来るようになったが、最大で1週間お待たせしてしまう状況

2月上旬でピークを過ぎたとの報告もあり、なんとか収束まで対応を行う。



Q.保健所からの連絡が遅いという声は届いている、ひっ迫しているのは分かるが他区のようにSMSで一報を入れるなど工夫は出来ないか?

A.保健所からの連絡については、ショートメッセージによる連絡体制も整備を予定している

Q.杉並区はコロナ対策をBCPに加え、区民施設を閉めた上で職員の応援を回すといった対応を行っている。区としてはBCPに反映して対応を行うか?

A.コロナについては第5波と第6波でも動きが全く違うため、コロナ対策本部で全庁あげてどのような対応が出来るかを協議しながら進めている。ある意味、新型インフルの際に作成したBCPが当てはまらなかったため、日々変わる状況に臨機応変に対応している。

BCPについては、災害や疫病により職員が出勤出来なくなった時にどう継続するか、今回は単純に仕事が増えている状況で事前に予測するのは難しい。この蓄積を次にどのように活かしていくかは今後の課題として備えなくてはならない。



Q.3回目ワクチンの接種状況について

A.2/13日時点で18406回の接種が完了。2/10にモデルナとファイザーの接種枠両方に空きが出たため、今後のワクチン供給量と需要を見越した上で、64歳以下の方々についても接種間隔を8カ月6カ月に短縮することを決めた。



Q.小児接種の開始について、予約困難の可能性は?

A.これまでの傾向として予約開始日およびその翌日はコールセンターが繋がりにくいが、2,3日すると解消され、予約出来ている。コールセンターの人数も増やして対応を行っている。



Q.予約システムの改善については?

A.これまで予約システムは集団接種のみに対応し、個別接種は各クリニックへの電話対応のみだったが、個別接種の予約も予約システムで出来るように改善した。但し、全てのクリニックで実施しているわけではない(クリニックで予約サイトを既に持っているなど)区民の方に出来るだけ分かりやすく、どのクリニックに空きがあるのか状況を確認出来るようにしている。



Q.小児接種を受けられる26のクリニックは、子どもへの対応について経験があるクリニックか?

A.小児接種方法を検討する際に、子どもへの接種はこれまで小児用接種を実施してきた病院の方がいいだろうと、お子さんにとっても慣れた病院がいいだろうとのことで、26の医療機関はこれまで小児用接種を実施してきた医療機関での接種を指定している。医療的ケア児に対しての対応も可能。



Q.小児接種は出来れば新学期が始まるまでに打てるとありがたいが?

A.ワクチンの配送日付から逆算して最短の日で接種日を設定している。小児接種は3/14からが最短。3週間で対象者の1回目接種を終え、次の3週間で2回目を完了させる予定。新学期までに終わるかどうかはクリニックの予約体制にもよる。



Q.モデルナ、ファイザー、それに加えて大人用と子ども用のワクチンまで出来るが、医療機関で取り違えミスなど発生しないか?

A.区と医療機関で事前に説明会を実施し、安全管理については指導している。また、ワクチン自体もキャップの色が違うためミスは起こりにくい。

やはり中央区においても、かなり保健所は業務がひっ迫しているようです。なかなか保健所から連絡がこないという声も頂きます。

全庁をあげて応援職員を募っているとのことですが、もしいつまでも繋がらない、連絡がないなどの状態が発生した場合は、ご相談ください。

何かお困りになられている事があればご連絡お待ちしております。

それでは!!

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