【オリパラ問題・晴海地区施設整備】選手村周辺の警備体制や晴海地区の今後の施設整備について

本年度より、「東京2020大会・晴海地区公共施設整備対策特別委員会」に委員として所属しております。

オリパラ対策特別委員会から、「晴海地区の公共施設整備について」が審議事項として加わりました。

さて、私からは以下の内容を質問しました。

【東京2020大会選手村周辺の感染対策、防犯警備体制について】

・6/11開催の晴海地区まちづくり協議会の開催について

オリパラ直前時期であり晴海地区の住民としては非常に大切な会議であったが、感染対策として傍聴が禁止されていた。感染対策は理解が出来るが、東京都や組織委員会の理事者で定員の半数である60名を超えると分かっていたのであれば、初めから理事者側の人数を抑制した上で少人数でも区民の傍聴を許可するべきではなかったか?

⇒「まちづくり協議会」の運営方法としては、特別委員会の審議事項から外れるとして答弁を得られず

・それでは主にどのような審議がなされたか?

⇒①交通規制はどのような周知がされるのかといった質問に、HP等の媒体を使うと回答②大会のルールブックが作成されたとしても、選手スタッフがマスクを着用しない可能性はないか、強制力はあるのかという質問には、強制力はないが委員会の中で今後検討と回答

⇒また、区としても住民からの要望事項を取りまとめ、要望書として提出することを考えたが、まだルールブックの中で決まっていないことがある。その内容が固まったら個々のトラブルの責任はどこが負うのか、はっきりさせた上で区が書類として取りまとめ配布する予定。まちづくり協議会の代表者も含めて今後整理する(吉田副区長)

・れいめい橋公園通りの警備体制について、1年程前は約200名規模の警備体制を敷いて巡回する方針だったと思うが、選手の行動制限のルールが新たに追加されたことから、警備体制に変更はあるか?

⇒現在見直しを含めて組織委員会と警視庁の間で検討されている

・防犯上の問題が発生した場合の連絡先は月島警察署となるのか?それともコールセンターが設置されるのか?

⇒個々の事象にもよるが、大会時はコールセンターが設置される予定

【東京2020大会後の施設整備計画について】

・晴海ふ頭公園、緑道公園の開園が未定、つまりは追加工事が未定とあるのはなぜか

⇒大会時には選手利用スペースとして使用するため、それが終わってから撤去をし、公共利用が出来る公園として再整備をする必要があるため。東京都港湾局が管轄する土地であるため、確定時期については改めてお知らせする

・晴海客船ターミナルについて

こちらもオリパラ後にすぐ解体、敢えて解体して仮ターミナルを作る理由は?

⇒経年劣化による年間維持費がかかるため、早急に撤去を進めると東京都からは説明がされている。その上で簡易的なターミナルを設置する。

・晴海4丁目に記載がある学校予定地については具体的にどのような計画がされているのか?

⇒具体的な計画はまだ決まっていないが、今後晴海地区の児童数の変化等を見て計画する予定

土地だけ準備して、具体的な計画はこれからということで承知しました

・まちづくり基本条例に基づく協議内容について

晴海地区のまちづくり全体でのことですが、何故貴重な土地の利用が水素ステーションだったのか、あるいはほっとプラザはるみをコミュニティ施設としてリニューアルするのか。

例えば晴海地区には児童館が足りない。どのような施設を作る、といった方針に住民の意思はどのように反映されているのか?

⇒どのような施設を設置するかについては、まひづくり基本条例に沿って事業者の方と協議していく。あくまでその開発が街にとってどのような貢献が出来るかといった可視化のために使用している。水素ステーションについては、東京都からの要望もあった。

→どのような施設を設置するのか、といった重要な決定については、住民の意思を極力反映して欲しい。これまでのようにあくまで計画が決まってから住民に説明するのではなく、事前に反映出来るように、まちづくり協議会以外にもそのような住民意思を反映する機会を今後与えられるように要望します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です