「議会活動」カテゴリーアーカイブ

都内幸福度ランキング中央区が1位!!その理由は?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。


さて、今日は良いニュースです!!

不動産会社が実施した、都内自治体の幸福度ランキング調査で、中央区が見事第一位になりました!!

東京都「街の幸福度ランキング」5位文京区、4位目黒区、3位武蔵野市、2位港区、1位は?


1位が中央区、2位が港区、武蔵野市が3位となりました!!

中央区は「住み続けたい自治体ランキング」は3位、「街に誇りがある」3位、「街に愛着がある」4位、「街の住みここち」1位、「住みたい街」16位

どんだけランキングあるねんという声もありそうですが・・・


住みたいまちが16位である一方街の住み心地ランキングが1位ということは、既に住んでいる住民が非常に満足しているという証拠ではないでしょうか。

>>今住んでいる人たちからすれば中央区は「住みここちが良くて、住んでいて幸福」ということなのだろう。また、ショッピングが楽しめる銀座や日本橋、下町風情あふれる築地や月島など、魅力たっぷりの街で楽しく過ごしている人が多いのかもしれない。


こうして注目されるのは嬉しいですね!!


一方で中央区が実施した区政調査では、行政に期待するところ、必要な施策は、やはり高齢者福祉・介護子育て支援策でした。


行政そして政治としても、これらのニーズに着実に答えていく事、それが区民の皆様が住み心地がより町であると思われる最も大事なことであると思います。

それではまた!!

【福祉保健委員会】区内保育園の休園状況は?中央区の保育方針とは

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

福祉保健委員会が開催され、中央区の子育て支援策等の議論がなされました。
特に保育園の休園状況について


Q.8月の区内保育園の休園数は?また、保護者の方からはどのような意見があるか?


A.8月については

・認可区立保育園 5園 延べ12件

・認可私立保育園24園 延べ36件

・認可外保育園1件

区民の方からの相談としては、休園になると仕事にいけない。いつまで休園が続くのかなど、預けられないことへの相談が多い。


Q.保護者からは濃厚接触者となるかの確認の期間が長く困るという声がある。その原因は?


A.中央区保健所がひっ迫し、濃厚接触者の特定が進まず、開園が進まないことへの不安が保護者からも寄せられた。所管の保健所の疫学調査、業務量が多く処理が進まなかった。そのため、発生した園から直接区の保育課、支援課に園の情報を貰い、区の方で行動履歴や濃厚接触者リストを作成して保健所の担当に送ったりなどフォローを開始した結果、かなり効果はあった。早ければ即日で濃厚接触者が特定。一時期の状況からは特定までの待機時間は解消したと思われる。


Q.東京都ベビーシッター支援事業を活用し、シッター事業も拡大しては?


A.ベビーシッター制度については、待機児対策としてのスキームでやっている。休園余儀なくされた方への支援としては認証保育施設や一時預かりを利用して貰い充分対応出来る。現時点ではシッター事業拡大のつもりはない。


区の基本方針は認可保育園を中心に行っていく。従って認可保育園を感染拡大をさせずにどうやって運営をしていくか。まずは濃厚接触者を特定し、保健所と共同で対応をする。濃厚接触者が特定されるまでは休園。そこにベビーシッター派遣は出来ない。それ以外は区で責任もって預かる。ベビーシッターの利用支援事業、個別のサービスを利用することは区として考えていない。まずは認可保育園第一である。


Q.本年4月に中央区は独自で保育園の登園自粛要請を出したが、4月の段階よりも感染は拡大していると思われる。果たして登園自粛要請の判断基準とは?

A.登園自粛要請について、保育園は原則的には仕事で子供を見ることが出来ないという方のために子供を預かるものの、本年4月に区内保育園でのクラスター発生をキッカケに登園自粛のお願いをした。
しかし、多くの区民の方からは戸惑いの声も頂いた。また、期間中の登園率は80%を超えた。やはり多くの区民の方は保育を必要としていると改めて認識した。現状においては、登園自粛を改めてお願いするという考えはない。


4月においては中央区はどのような根拠を元に、誰が登園自粛要請を独自で出したのか、その点は疑問です。
結果、区としてはその判断基準が明確ではなく、方針がぶれているようにも感じます。
保育だけでなく、区の対応においては一貫した対応をお願いしたいと思っております。


それではまた!!


【区民文教委員会】小中学校のオンライン授業対応の是非、中央区はどうするべきか

こんにちは、中央区議会議員の高橋元気です。

さて、昨日に続き区民文教委員会の内容ですが、私からはコロナ禍における区立小中学校の双方向オンライン授業の是非について取り上げました。

中央区においては、2学期の学校対応については、これまで通りの感染対策を継続しながら通常開校と対応を発表しました。
その理由として、中央区においてはこれまで学校内における集団感染が発生していないこと、大人がウィルスを持ち込む家庭内感染しか起きていないことが理由です。
この点は私も同意です。


オンライン授業についてですが、前提として私は区立学校の授業全てを双方向オンライン授業にするべきではないと思っています、これは事実として、お隣の韓国では全てをオンライン授業に変更した結果、学習意欲および学力が下がったとの調査結果もあります。

韓国、オンライン授業1年の「衝撃の結果」  アフターコロナへ見えてきた課題【世界から】



しかしこれはあくまで環境が整っていない状態であったためで、一概にオンライン授業、オンライン学習では必ず学力が下がるというわけではありません。アメリカ教育省の報告書では、平均的に見てオンライン学習のみ、対面指導のみよりもその2つを組み合わせた指導の方がより高い効果を発揮したとの調査結果もあります。

将来的にはオンライン学習だけでなく、EdTechを活用したハイブリッド授業により、既存の授業をより発展させて個別最適型学習を目指すべきです。

しかし現段階では、現状の環境や教員、児童生徒の習熟度等を鑑みた場合にコロナ禍においてもその全てをオンライン授業に置き換えるのは時期尚早であると思います。(まぁそのために去年の段階から、もしもの時のためにオンライン授業のテストをと訴えてきたのですが・・・)

対面型指導においては学力だけでなく、人と人との繋がり、コミュニケーションを教えることは非常に大切です。
しかしこの感染拡大状況の中、あくまで代替手段として保護者、児童生徒がオンラインでの授業参加を選択出来るような環境にすべきです。

選択肢がある、という点が大切であると思います。

一方で各区の対応は分かれています。江東区は完全オンライン、世田谷区、港区、荒川区、足立区は登校かオンライン授業か選択可能、その他区でも学校によってはオンライン授業も可能とあります。

そもそも区内の学校の対応に任せるのではなく、区としてしっかり方針を定めるべきであると思いますので、本区としての考えを改めて質問しました。

まず、各種報道(NHK)によると、「感染不安などで登校できない子どもはオンライン授業も可能」と中央区は回答しています

https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20210901d.html

これを見た保護者の方が学校に問い合わせをすると、うちは対応できないと学校側に言われたと、保護者の方からの声が会派の高橋まきこ議員に寄せられています。

Q.まず、本当に中央区はオンライン授業にも対応出来ているのか?この報道は正しいのか。正しいのであれば学校にどのように指導しているか、また、オンライン授業に対応している学校があるのであれば、具体的にどのように対応しているか1例を教えてください。

A.確かに教育委員会より報道担当者に回答をしたが、この記事は間違っている。オンライン授業が何を指しているかが明確ではないが、オンライン授業という言葉は使っておらず、「オンライン・ICT環境を活用した学習」を展開していると回答はした。
一方でコロナに対する不安から、登校が出来ていない子も多い。
小学校2.2%中学校1.5%にも上る。
その中でどのように学習補償、学習支援を行うか、その一形態の話であると思っている。

授業の中で黒板を画面に映しながら配信し、声をかけるといった学校もある。それは一形態に過ぎず、朝の会をやる、子ども達とやりとりをする。Classroomで支援をするなどもある。
しかし、果たして黒板を映すだけで学習効果があるのか?という点が疑問である。確かに課題を配信してその結果が全員分画面に表示されて意見交換が出来るのは効率がいい、しかしそれは教室の中だからこそ出来るのであって、タブレット端末をディスプレイにしたらそれが出来ない。
学習の効果はあるか、保護者のニーズがある場合に、一律に選択してくださいではなくどうやるのか、あくまで保護者と学校側ですり合わせる問題であると認識している。


Q.オンライン授業が万能であるとか、絶対にやるべきと言っているわけではない。私も大学院でオンライン授業を受けているが、ZOOMを開きながら別画面で協同学習を行っている。同じタブレット端末であり、工夫次第では出来る。出来ないと決めつけているのは小学生だからか?平時ではなく、このコロナ禍の中だからこそ、2.2%,1.5%の児童生徒、保護者が不安を抱えて学校に登校出来ないでいる。元々、対面指導よりも学習効率が下がっているのは分かっている。大切なのは、画面の中だけでも一緒に授業を受けている、触れ合えるということであり、学習効果が全てではない。

あくまで選択肢が与えられることが大切であり、実際に今学校側は対応出来ないと言っている学校もある。その時点で保護者・児童にとっては選択肢が与えられていない。出来ない学校を出来るようにフォローする事が大切ではないか。今現在何校が対応出来ていて出来ない学校は何故出来ていないのか、教育委員会は把握しているのか?


A.タブレット端末については機能的には出来るが小さい画面だと難しいという意味で申し上げた。何校がやっているかという問題ではなく、あくまで保護者と学校側がしっかりと話し合うことが前提である。各家庭と学校で、どんなメリットデメリットがあり、どういったメニューで対応をするのか学校の説明を聞きながらしっかりと形を決める。個別対応であると考えている。保護者が何を求めているかを把握し、学校側が提案、合意形成を得る。もしそこにすれ違いがありクレームとなっているのであれば問題ではあるが、学校や教師側が理由を説明した上で対応出来ないといったこともある。その中で教育委員会が間に入りフォローできることがあればフォローをしていく。


Q.学校側へのフォローが最も大切であるといった点は全く同感です。ICT支援員の派遣を始め、様々なフォローをして頂きたい。学校に任せるだけではなく、教育委員会としてはオンラインにも対応出来るように準備して欲しいといった方針メッセージを持ってフォローをお願いします。学校側が出来ない原因は様々でもあると思うが、もし端末のLTE20GB/月の通信制限がネックとなっているのであれば、学校内WiFiの高速化やWiFIがない家庭へのルーターの貸し出しなどを行っていくべきでは?


A.現状の使い方であれば20Gで問題ないと思っている、プランは必要に応じて今後再検討もある。ルーターの貸し出しについては現状では考えていない。


⇒要はどのように活用するかである。本格的に双方向オンライン授業を行うのであれば、やはりLTEでは限界がある。必要に応じて環境整備をお願いします。何れにせよ、コロナ禍や平時において何が子どもたちにとってより良い教育環境となるのか。それを良く考えたいと思いますし、中央区の方針としてはあくまで対面指導が基本であってICT機器やオンライン学習はその補填に過ぎない、としていますが、私は両方が大切であると思っています。将来的にはオンライン学習と対面指導のいいとこどりをしていければ、より今の時代、将来の時代に子供たちをより育てる未来の教育が実現出来ると思っております。よろしくお願い致します。





【校庭開放中止の判断について】

Q.中央区の方針としては学校内の感染事例がないため、これまで通りの感染対策を施した上で通常通り学校を開放する、だと思うが、その論理で一貫するのなら屋外の校庭も解放するべきでは?
スポーツ基本法第13条では学校の教育に支障のない限り供するように努めなければならないという条項があるが、この場合学校教育への支障とはどのようなケースを想定しているか

A.学校については子ども達の危険がない、学びを継続するという教育環境を最優先するためという判断である。校庭についてはデルタ株、感染拡大の影響から、もしその場で感染が確認された場合は消毒等様々な対応が必要になり、学校の教育活動に支障が出るためそのように判断をした。



細かいニュアンスは異なっているかもしれませんが、こちらが議事メモになります(公式の議事録は3カ月後です)
質疑の中でありましたように、要は学校側がやりたくても出来ないといった時にしっかりフォローが出来るか、これまで継続的にその準備をしてきたのか、といった点が大事です。
中央区は双方向オンライン授業にはあまり肯定的な立場ではないという認識ですが、しっかりと準備を重ねてきたのであれば、各学校の選択肢の一つとして、このコロナ禍の中では保護者および児童に対してオンラインを含めた様々な学習方法を提示できたのではないかと思います。
本年4月からタブレット端末が支給され、急ピッチで区内の教員や児童、保護者もICT機器の活用を学習し、今ではかなり先進的に使いこなしていると区の教育委員会も見回りをする中で実感していると話していました。

また感染は急拡大するかもしれません、何かあった時にただ家にいるだけではなく、どこでも学びを継続できる、その準備をしていけるよう、提言していきたいと思います。

【区民文教委員会】令和2年度区立学校内における体罰等の調査結果について

こんにちは、中央区議会議員の高橋元気です。

本日は私が所属する区民文教委員会が開催されました。

私からも様々な質問をしましたが、今回は割とボリュームがありますので数回にわたってご報告します。


まず、取り上げますのは理事者報告の中にあった「令和2年度都内公立学校における体罰に係る実態把握の結果について」

令和2年度、都内における教職員による体罰、不適切な行為の発生件数は小学校66人中学校62人と報告がありました。


この中で中央区は小学校において不適切な指導2件暴言等1件との報告がありましたので、私からは以下の質問を致しました。


Q.区立学校で発生した不適切な行為3件について、その詳細を教えてください。また、その事象に対してどのような対応を行い、今後の発生防止に繋げるのか?

A.以下の発生事象を確認している

①児童が筆箱をくるくると回していたところ、話を聞いていないと判断した教員がその筆箱を蹴り上げた

②給食の時間、苦手な食材があり残したままの児童に対して残さないように指導、5時間目が始まる前に最後、児童の口の中に無理やり食物を詰め込んだ

③机の上の持ち物を全て持っていけと指導をしたが、筆箱を忘れてしまった児童がいたため、その児童を追いかけ、目の前でその筆箱を落とした

これらの事象発生については、当該教員に事情聴取を行い、校長と共に反省を促している。また、都教育委員会に報告を行い処分が検討されたが、戒告等の処分はなく、厳重注意となったため、厳重に指導をした。


Q.正直衝撃を受けている。体罰等ではなく、教員によるいじめや虐待にも当たると思える。都教委の判断は処分なしとのことだが、その判断は妥当なのか。区は独自で処分を下すべきではないのか?


A.教員の人事権は都教育委員会にあり、都HPに処分の基準は公開されている。その基準に照らした判断であると認識しており、区が独自で処分をくだすものではない


Q.処分権は都教育委員会にあるとのことだが、悪質な行為については厳重な処分を望む。

Q.この3件は同じ教員ではないのか?また、調査の方法は?


A.3件は全て異なる教員である。多くの場合は異動してきて間もない教員に多い。例えそうであっても中央区のやり方に合わせてもらう。
調査方法は児童、生徒へのアンケート調査、校長による児童、生徒、教員や同僚への聞き取り調査を行う。あくまで子どもたちがどう感じるか、子ども達の発信を元に聞き取りを行う。
また、当該発生した教員については継続して観察を行い再発防止のために全力を尽くしている。




皆さんは、この発生事象にどのような印象を受けますでしょうか?

私は、正直、大変憤りを感じました。



ひと昔前なら、体罰は当たり前だった、という話も聞きます。
実際、私も小学生の頃は、教師からビンタされたり、半分殴られたこともあります・・・・

でもそれは、私自身が明らかに悪いことをした間違っていた時であると認識しています。

例えばルールを破った、遅刻した、同級生の子を傷つけた、など。
だからこそ今でもその教師には感謝こそすれば、恨む気持ちは一切ありません。その教師にも正義があったからです。


時代は変わりました、例えいくら児童・生徒が悪かったとしても手を挙げることは許されない世の中でしょう。
その是非は一旦置いておくとしても、今回の事象は全く異なります。


この3人の児童に罰を受けるほど悪い原因がありますか・・・?

①については感情的になってしまったとの事ですが、大人が小学生を相手にして、ムカついたから持っている筆箱を蹴り上げた、こんなことが許されますか?正義も何もありません、ただの悪意です。
教育委員会は再発防止のため、教員に対して人権教育を徹底する、と返答がありました。

これ、そういう問題以前に、人として、大人として人格に欠陥があるとしか思えません。

教師といえど人間ですが、腹が立つことはあるでしょう。
でもその怒りをそのまま小学生にぶつけることは児童虐待に当たりませんか?
教師は反省を促されるかもしれない、人権教育を受けるかもしれない、
でも、この行為を受けた小学生は、下手したら一生のトラウマになるかもしれません。


②については児童の口に無理やり食べ物を詰め込んでいます。その教師は「児童の同意を得て口に詰め込んだ」と話しているそうです。

児童の同意・・・・・???


そもそも5限目が始まるまで、食べさせ続けたとの事ですから、この児童は掃除の時間も1人取り残されて食事を取ることを強要され続けたと推測出来ます。

とすれば、もう5限目が始まるから口を開けて食べろと言われて、それが同意だと言えますでしょうか。。

「食べ物は残さず食べろ」という指導なのかもしれません。でも私はこんなやり方はただのいじめとしか思えません。


前提として私が聞き取り調査を行った訳ではありません、もしかしたら事実と異なる点もあるかもしれません。
しかし私は今回の件はショックでした。


人事権は都教育委員会にあります。

処分基準はこの通りです。

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/staff/personnel/duties/culpability_assessment.html



恐らく今回の事象では、その暴言又は威嚇悪質であると判断されなかったのでしょう。甘くないですか?

もし、当該教員が再発を起こした場合は、私は戒告処分に問うよりも、学校名を公表すべきであると思います。
もし何回もこのような不適切な指導が行われるのであれば、当該教員の責任はもちろんですが、指導する学校側、教育委員会の責任でもあります。
中央区においては異動してきた教員がストレスや指導方針の違いから事件を起こすケースが多いとのことですが、それが分かっているのであれば、異動直後の教員に対してはよりきめ細かいフォロー、観察を行うなど事前の対応は取れるのではないでしょうか。


このご時世で、教員の方々は本当に生徒の扱いに難しい思いをされている、苦労しているという話は現場の方からもよく伺います。
教員の方々にプレッシャーを与えるべきではないという意見もありますが、少なくとも公立学校については透明性の高い運営を行うべきです。
不適切な指導が頻発するのであれば、学校に対してそれなりの処分を行うべきではないでしょうか。



冷静な対応が必要であると思います。

皆様からも是非ご意見をお聞かせください。

よろしくお願い致します。


【企画総務委員会】子ども子育て相談体制の充実・晴海東小学校の土地取得・デジタル社会に向けた押印の見直しなど

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日開催された企画総務委員会の内容のトピックスをご報告します。

【育ちの相談サポート機能の充実について】

郷土天文館の移転に伴い、周辺施設の再整備、子ども家庭支援センター、保健所、福祉センター、教育センター、子ども発達支援センター、明石町保育園を同居させえ、子ども子育て家庭に対する総合的な判断・支援体制を強化する

・再整備の経緯と利点

⇒子育て世帯の人口増加に伴い、子育て教育に関する相談件数が増えてきている。喫緊の課題として認識しており、今回郷土天文館跡地を有効活用するため、障がい者児も含めてより細やかに対応出来る体制整備を実現するもの。周辺施設の活用も含めて検討した。利点は教育センターや家庭支援センターなど各施設の物理的な距離が縮まり、母子や家庭、出産から子育て全般に関して一体的な支援が可能となること。

⇒他部署の再編については、行政需要の変化を踏まえてスペースの確保や組織再編成を検討していく。児童相談所については、専用の医務室や相談室などの要件があるためスペースの観点から相談所開設は難しい。当面は台東区との共同モデルで進めていく。

・当初予算に何故出せなかったか

⇒保健所等複合施設内での同一施設内で検討していたが、機能的に拡充、外部施設の活用を決めた。多くの部署との施設の活用や転用についての調整に時間がかかったため。


【晴海東小学校の開設について】

・設置必要性の経緯、開設時期が固まっているか

⇒まずは学校用地の取得。小学校については晴海FLAGの入居後、晴海西小学校のみでは不足する可能性があり、また35人学級を見据えると晴海全体で更なる小学校の圧迫が考えられることから、このタイミングで取得しないと、都が他の用地として転用する可能性もあり難しいため先行して取得する。整備時期については晴海FLAGの入居状況を見ながら、検討をするため開設時期等は明確にはなっていない。


【都区財政調整について】

・普通交付金が16億増えている、需要が増えていると思われるが、都からお金が降りてこない事態にはならないか

⇒23区全体でみると財源は減額となっている。23区で増額となった区は本区、千代田区の2区のみ。本区の増要因はコロナ対策の商工業融資の利子に関わる経費や将来の利子に関わる部分が前倒しで算定されたため。今後も増額されるとは楽観視は出来ない。

・ガクンと法人住民税が落ちることは見込んでいるか

⇒最終的には都税にあたるため、基礎数字がないためなかなか見込めないが、コロナを原因とした景気変動や国税化の拡大もあり、法人住民税は1000億強減額となっている。全体として楽観視出来ない状況であると考えている。



【デジタル社会に向けた制度・押印の見直しについて】

・背景と押印廃止に向けての手順

⇒まずは国が先行して行ってきた。中央区も金銭的な給付に絡むもの、助成などは押印事務が残っていた。国や都の条例根拠以外で区が要綱として定めている押印事務の見直しを各課で検討した結果、押印を求める意味、趣旨の合理性や代替手段の可否も含めて基準を設けて判断した。今後、電子申請を進めるにあたり役所に来なくても済むような将来を見据えての対応を行っていく。内部決裁についても、新たに電子決済、文書管理システムの導入に向けて検討を進めていく。

⇒内部管理事務、届け出関係についても押印レスに向けて見直していく。



【申請書類における性別欄の廃止】

・押印の見直しと共に申請書類における不要な性別欄の見直しは行ってはどうか

⇒男女性別欄については、平成15年あたりから性同一性障害に関する法律の施行があり調査した、不必要なもの、特段男女の区分が必要ないものについては廃止をしている。タイミングを見て改正対応は引き続き取っていく。

【かがやき中央】中央区に来年度の予算要望をとりまとめ、提出します

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、連日あいにくの雨模様ですがすっかり肌寒くなりましたね、もう秋が来てしまったかのようです。

中央区も来週から各種委員会、月末からは第三回定例会に決算特別委員会が開催される予定です。

そして会派:かがやき中央としては、令和4年度(来年度)の予算要望を区に提出する予定です。

昨年度も提出致しましたが、

▶令和3年度予算要望書

区民の皆様からの要望を反映し、区に対して提案を行うまさに会派におけるマニフェストのようなもの、という理解で宜しいかと思います。

昨年も多くの皆様からのご意見を頂戴しましたが、今年も各種SNSやDMなどでご連絡をお待ちしております。

例えば4月に実施されたpaypayの還元セールをもう一度実施して欲しい、コロナ禍においてはせっかくのタブレット端末を活用し、学校におけるオンライン活用をもっと実施して欲しい、などのご意見を頂いております。



また、試験的にYOUTUBE上に区政相談窓口を設け、定期的に顔が見える相談窓口としてライブ配信をやってみようかと思います!


自分の個人チャンネルではなく、新たに区政相談窓口@中央区というチャンネルを開設しました!

こちらはあくまで区民の皆様の相談窓口として、趣旨を明確にするために新規開設したものになります。

是非ご利用ください!!

まずは下記日程で試験的に運用します

9/5(日)21:00-21:30

https://youtu.be/U6GvsOZc1B4

(需要がなさそうであればやめます)


それではまた!!

【福祉保健委員会】私立保育園新たに3園開設!令和4年4月に待機児童は0へ

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

7/8に開催された福祉保健委員会、トピックスは沢山あったのですが、本件をまずはお伝え致します。

新たに私立保育園3園が2022年4月に開園すると報告がなされました。

①さくらさくみらい つくだ大通り(佃1丁目10番)

②ほっぺるランド清澄通り勝どき(勝どき3丁目7番)

③太陽の子晴海トリトン保育園(晴海1丁目8番2号)

中央区は中央区子ども子育て支援事業計画の中で、令和4年度には待機児童0を実現する(保育定員が区民からの申請を上回る)としています

令和4年度はこちら3園を含め、6園の開設を予定しており、保育定員は213人拡大する予定です。

これによって予定通り令和4年度に待機児童0を実現出来る見込みであるとの事です。

担当課長からは、認証保育所の空き等も含めれば1歳児、2歳児含めて定員の充分な確保が出来ると考えていると報告がありました

一方で、一時預かり保育病児病後児保育のスペースについては、まずは定員拡大を優先させたことにより、併設する予定はないとの事です。児童数が増えるということは、それだけ様々なニーズが必要になります。特に病児病後児保育が可能な施設を増やすことは非常に必要となります。

会派としても改めて要望してまいります。

【区民文教委員会】paypayポイント還元事業・久松幼稚園移転続報・特認校学級編制拡大など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です!

7/7に所属する区民文教委員会が開催されましたのでご報告です。

資料①キャッシュレス決済ポイント還元事業の実施結果について


4月に実施された区内事業者のpaypayポイント還元事業は利用者からも事業者からも大変好評でした!!実際に売上が伸びたとの声が聞かれる一方、宣伝期間が短かった、導入まで時間がかかった、キャンペーン対象店舗が分かりにくかったといった課題もありました。

私からはこの好評の流れを受けて、今後の第二弾以降の実施の要望と展開について質問しました

⇒本キャンペーンを実施するには充分な予算が必要なところ、現時点では予定していない。地域経済の回復という側面からも還元キャンペーンに限らず総合的に検討する。

元々はコロナで苦しむ事業者および区民双方にメリットがある事業という事で急遽決定した事業ですが、素晴らしい効果であったと思います。今までキャッシュレスを使っていなかったという方からも今回paypayを入れた!という声を聞きましたので、是非間髪入れずに実施して頂きたいです。

資料② 久松幼稚園移転スケジュールの見直しについて


35人学級への対応や増える児童数への対応のため、久松幼稚園のスペースを常盤幼稚園へ移転する(児童も移転)件ですが、

【区民文教委員会】久松幼稚園の休園対応について、コロナ禍における児童の体力低下、校庭開放、ICT教育など


保護者からの要望として、兄弟姉妹で利用する場合に保護者の負担が大きくなるといった要望が寄せられたこともあり、これまでの段階的移転スケジュールから、全学年一括での移転へとスケジュール変更がされました

また、令和4年度新入園児募集から定員が70名⇒50名となります。


また、その距離を懸念して特に要望の多かった、通園バスの運行を実施する方向で検討していると報告がありました。

是非、今後も保護者の方としっかりと丁寧にコミュニケーションを取りながら慎重に進めて頂きたいと思います。


資料③特認校における学級編成の拡大について


35人学級への対応や特認校に対するニーズが年々増加していることから、特認校3校の新一年生の学級が増えます

→京橋築地 2→3学級
→阪本 1→2学級
→城東 1→2学級


なお、私より泰明小学校および常盤小学校の今後の学級編制拡大について質問しましたが、教室数が既に埋まっていることもあり、現時点では予定していないとの事でした。


特認校制度を更に活用していくためにも、今後の展開に期待致します。


また、中央区立学校に割り当てられていた、児童生徒のパラリンピック観戦は中止となりました。

今回中止を決めた決め手となったのは、東京都が今更やっぱり子供の数を半分にしろと言ってきたからです。希望者全員を連れて行きたかったのに、どうやって選別すればいいのかと総合的に検討した結果中止となりました。



さて、その後教育長に対して今後の10年、20年先のビジョンなどを質問したのですが、次回に回します!!

それでは!!

【区民文教委員会】久松幼稚園の休園対応について、コロナ禍における児童の体力低下、校庭開放、ICT教育など

6月7日に、私が本年度も所属する「区民文教委員会」が開催されました。

<キャッシュレス決済導入>

まずは、区役所窓口にてキャッシュレス決済の試験導入が行われます。

中央区情報化基本方針によれば、R5年度までにキャッシュレス決済の導入を目指すとしており、まずは限られた決済においてSuica PASMO等の交通系電子マネーが使えるようになります。

この点、交通系電子マネーに限った理由を質問致しましたが、ネットアンケート調査によると87.2%の方が交通系電子マネーを使用している、ダントツの所持率の高さが理由とのこと。

キャッシュレス専門分科会を設置し、今後は使用場所の拡大やLINEpay等の決済手段の拡充も含めて検討するとのことです。

渋谷区ではLINE公式アカウントで住民票を申請し、LINE payで支払い郵送で到着します。そのような一貫した行政サービスの対応が求められています。



<区立小中学校における事故発生状況、不登校・いじめの状況>

総括すると、令和2年度は子どもたちの骨折等の事故が増えました。また、いじめは減りましたが不登校が増えました

これらはコロナ禍における体力の低下精神的な不安が数値として現れたと捉えることが出来ます。

これらに対する発生の予防、今後の対応について質問しましたところ、

体力低下については、体育の授業の中でリカバリーが出来ると、小学校の指導員等のきめ細やかな指導により、実際秋からは事故は減っているとの回答です。

また、不登校については登校支援シートやスクールカウンセラーを活用した細やかな対応に加え、今年度からHyper QUという生徒個々の意欲や満足感を測定するテストを実施し、生徒の心の問題をいち早く察知できるように努めるとしました。

コロナにより人付き合いが少なからず分断されてしまった状況においてはなによりも、寄り添うことが大切であると思います。



<図書館>

次に区立図書館におけるネットでの蔵書リクエスト電子書籍やオーディオブックへの対応について要望および今後の予定を質問しました。

⇒結論、電子書籍には利用制限があり、(閲覧50回や2年など)費用対効果を観ながらニーズを注視していくとのこと。早期での対応を要望します。



<ICT教育>

次にオンライン授業について、

今年度からタブレット端末を活用した授業が開始されましたが、まずは2カ月経った所感、現場の状況を質問しました。

⇒見回りをしていても、2カ月前より格段に現場での理解は深まっている。ICT支援員も国の基準を上回る人数が巡回しており、各校のICT担当教員などを集めたPJチームを発足し、その中で他校の活用事例等を共有している。

続けて、もし臨時休業など不測の事態が発生した場合に、オンラインで授業が出来るように渋谷区のように定期的なトレーニングや試行を行ってはどうかと質問

環境自体は整っているので、あとは教員や家庭が対応出来るかどうか。教員はオンライン会議などで知見は整っているため、保護者の方の理解も含めて段々と出来るようになると思われる。

この点について、いざとなれば出来るといった回答ではありましたが、大阪市長の発言ではありませんが、急にやれと言って出来るとは思えません。例えば避難訓練のように特定の日の午前中はオンラインにしてみるなど、試験的な導入、慣れは必要であり、渋谷区は実施しています。提案を進めていきたいと思います。

<校庭開放>

緊急事態宣言の内容や国からの通知には「学校施設の閉鎖」は含まれていません。校庭を含めて区の学校施設の通常開放を要望、質問しました。

⇒まずは土日の校庭の遊び場開放を実施した。再開については状況をみて検討

運動会の開催については

⇒原則、昨年度と同様観客制限等の対応を行った上で実施の方向。運動会等の行事が子どもたちにとって大切であることは認識しており、運動会の代わりにダンスの発表会を行うなど、それぞれの学校の主体的な活動に任せている。

現状では、墨田区、品川区などは校庭や学校施設は通常開放をしております。子どもたちの体力低下の側面等も考慮し、感染拡大防止策として必要性が薄いものは極力見直して頂きたいと要望しております。



<久松幼稚園の休園⇒常盤幼稚園等への移転について>

35人以下学級への対応や児童数の増加から、久松小学校の教室が足りなくなる見込みです。

その対策として、久松幼稚園を休園とし、教室にあてがう方針が保護者向けに説明されました。

結果、久松幼稚園の園児約210名のうち150名が休園していた常盤幼稚園にバスで通うことになり、残りの60名は有馬幼稚園日本橋幼稚園などに振り分けられるとのことです。

また、小学校は、園児全員が常盤小学校に入学するのではなく、それぞれの学区の小学校に戻ることになります。

これは幼保小連携という区の方針とずれる側面もありますが、一方で増改築が間に合わない、区としても苦渋の決定でもあるという点は理解します。
それだけに、しっかりと保護者の方との対話が必要な事項です。

その点の詳細を質問、要望致しました。

ご質問、ご要望等がありましたらぜひお寄せください。

【コロナワクチン接種】6月下旬より「60歳以上64歳以下」の方の接種予約スタート予定!

こんにちは!中央区のワクチン接種予約最新情報です。

ワクチンの供給の目途が立ち始め、中央区も

「60歳以上64歳以下の方」

「16歳以上かつ基礎疾患を有する方」

「高齢者施設等に従事している方」

の接種予約が6月下旬よりスタートする見込みです。

中央区では区内医療機関による個別接種の予約も開始されています。

しかしながら、医療機関に回されるワクチンの供給量が少なくかかりつけ担当医であっても、枠が足りずに集団接種に回されるとの声も聞かれます。

会派内の現役医師である、小坂和輝議員と共に、改善要望を検討していきます。

さて、この小坂議員、本日ご自身の医療機関のワクチン予約キャンセル分の接種募集をtwitterで告知したところ、すぐにご来院頂けたとのことでした!!

このようなフットワークの軽い方法、現役の医師どころか区議会議員がやってのけるというのは、素晴らしい取り組みであると思います。

中央区議会および中央区医師会から懲罰を受けないことを願います・・・(真剣)

【おまけ】

YOUTUBEチャンネルをアップデートしました!!

これまでiPhoneXで撮影・編集をしていましたが、

カメラを新しく購入し、PC上で自分で編集をしています。

編集技術の向上凄くないですか・・・・さすがデジハリ生・・

これから1カ月後に迫った都議選を特集していく予定です!!

是非、励みになりますのでチャンネルのご登録もよろしくお願いします!!

https://www.youtube.com/channel/UCye7-M0t6eIY2wLPsdHmDWg

それではまた!!