こんばんは!!中央区議会議員の高橋元気です!
選挙が終わり、本日から中央区議会も各種委員会が開催されております。日常が戻り、後回しにしていた党務や学業などタスクの管理に追われております。
さて、各選挙区で熱い戦いが繰り広げられた都議会議員選挙ですが、どの候補者もそれぞれのやり方で人生を賭け、正々堂々と必死に戦ったと思いますが、その戦いに水を差すようなニュースが報道されました。
当選の都ファ議員 無免許事故 「勘違いして乗った」
https://www.fnn.jp/articles/-/205713
東京都議会議員選挙に都民ファーストの会から出馬し、4日に当選した木下ふみこ議員が、無免許で交通事故を起こしていたことがわかった。
木下ふみこ議員は、7月2日午前7時半ごろ、板橋区高島平の交差点で、車をバックさせた際に停車していた車に衝突し、この車に乗っていた人は、軽いけがをしたという。
木下議員は、免許停止期間中で、無免許運転の状態だった。
木下議員は取材に対し、事故を起こしたことを認めたうえで、「7月2日までの免停だった。勘違いして乗ってしまった。公職にあるものとして、このようなことになり、大変申し訳ない」と話している。
まず、反論の余地もなく、無免許運転は犯罪になります。3年以下の懲役または50万円以下の罰金です(道路交通法第117条の2の2)
7/2時点で速やかに報告があったのか、という点、選対本部長の南雲区議はこのように述べております。
https://blogos.com/article/547314/
私は当日応援に入る予定だったため、7/2(金)の8:00頃に
●木下氏が自分の車で接触事故を起こした
●今回の事故で免許停止になったため、運転出来る人を警察署に送ってほしい
と木下氏自身から連絡を受け、ボランティアが1名警察署に行きました。
その後、木下氏は警察署や保険会社との事情聴取等を受け、終了後に再び合流しました。
私が当日聞いていた事実とは異なり、免許停止で運転して事故を起こした、ということは私は先ほど7/5(月)の報道で知りました。
つまり、事故を起こした事実は報告されたが、無免許であった事実は隠して報告していたと思われる。
この点、選対の事務局長はこのように述べています
けが人を出した、という事も仲間にも共有されていなかったようです。
そもそも免許停止処分が課せられた場合、免許証は警察に預け、処分が解除されてから受け取るはずです。ですので、勘違いしていたという言い訳が許されるはずがありません。
この報道を受け、都民ファーストの会は、木下都議を除名処分としました。
無免許運転で事故 都民ファーストの会 木下議員を除名処分に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210706/k10013121531000.html
「無免許状態での運転は明確な法律違反であり、公人としてあるまじき行為だ。重大な事故について、発生から数日たって初めて報告されたことは党として看過できない」
これは公人としては当然ながら、人としての人格をも疑う行為です。
党の対応としては除名処分は当然ではありますが、その責任として辞職勧告決議を議会へ提案すべきものと思います。
私は、選挙後において政党間の足の引っ張り合いや政争には結びつけて欲しくはありません。
それこそ、人生を賭けて必死で戦ったすべての候補者の方、ご家族の方、スタッフの方々、応援、期待して頂いたすべての方々を侮辱するものであるからです。
とても残念でありません。
誰にでも過ちやミスはあります。それは公人であっても変わりません。
しかし政治家であるからこそ、正直に、そして有権者に対しては誠実でいて頂きたいと思っております。