【子ども子育て高齢者】子どもショートステイ事業、ベビー用品自販機導入、紙オムツサブスク導入など

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は子ども子育て高齢者対策特別委員会が開催されました。

副委員長として1年間務めて参りましたが、任期最後の開催となります。



【子どもショートステイ事業について】

(ほづみゆうき議員の質問より)

Q.区が実施する子どもショートステイ事業について、区民の方からご相談があり調べたところ、利用対象に出張など仕事要員が含まれていない。この点、子ども家庭庁の指針においては保護者の冠婚葬祭の他、仕事を理由とする利用も求めている。23区中仕事を理由とする利用を認めていないのは中央区及び杉並区のみ。杉並区はトワイライトステイ事業の助成を24時間認めているので、22時までしか認めていない本区のみが実質仕事理由による預け先がないことになる。基本的には保護者が責任を持って子どもを見るべきなのは理想ではるが、仕事都合でどうしても預けなくてはいけないケースもある。出張を拒否することにより失職や出世に影響する可能性もある。何よりも子供のネグレクト、虐待につながる可能性もあり、自治体が手を差し伸べられるようにするべきではないか

A.子どもショートステイ事業について、本区においては保護者の冠婚葬祭など保育が一時的に困難となった場合の緊急避難としての制度趣旨に則って運用している。仕事の要件は含めていない。保護者の就労にとってニーズはあると受け止めているが、もう片方の親が見るなど子供達が安心して過ごせる状況、1人親家庭であれば出張をさせない社会を作ることが正しい子育て支援であると考える。知らない場所で宿泊することは子供にとって精神的にも身体的にも負担である。トワイライトステイ事業についても、22時を目処にご家庭で保育して欲しいというのが区の考え。

現状、緊急避難として預かれる枠の範囲で運用しているので、枠を広げるのは厳しい。必要なお子様を確実に預かるために利用要件を絞っている。また、ニーズ調査の結果深夜22時以降の子供預かりニーズは1,2%程度と低かった。



ベビー用品・オムツ自販機の設置について

(梶谷優香議員の質問より)

Q.これまで一般質問でも要望してきたが、ベビー用品やオムツなどが外出先で気軽に入手出来る自販機の導入が墨田区、世田谷区、中野区などでは設置されている。子どもを連れて外出しやすい環境整備を進めるためにも、本庁舎をはじめ区有施設に設置して欲しい。自動販売機については区の許可を得ている福祉団体が設置しているため、現状の働きかけ状況について

A.社会福祉協議会などの場で社会福祉団体に働きかけを行なった、その結果、4月から晴海児童館に1台設置が完了したところ。引き続き導入を積極的に進めていく。

【紙オムツサブスクについて】


(梶谷優香議員の質問より)

Q.区立保育園における紙オムツのサブスクについて、令和4年の一般質問において取り上げたおむつサブスクについて、保護者が毎日持参するという手間がなくなり、保育園も管理する必要がなくなるおむつサブスクを導入している自治体もある。この度区立11園でおむつんを導入して頂いたが、事業者の選定や利用者の声について。

A.2024年11月からサブスクサービスであるおむんの試行を開始した。今回の事業者に決定した経緯としては、公募型プロポーザル形式で募集したところ、保護者との連絡ツールであるこどもんとの連携で注文出来る点、オプションの汎用性や金額、現場の保育士の負担軽減などを加味して決定した。利用率については1月導入時に0-1歳児で67%、2歳児で28%、3歳以上で1.7% 、全体でいうと22.8%となった。保護者の声としては、オムツが肌質に合わないというご相談はあったものの、制度自体に否定的な声は入っていない。



【認可外保育施設利用補助金について】

(梶谷優香議員の質問より)

Q.令和6年度から認可外保育施設利用補助金が第1期から第3期までの年三回となった、一方で、3歳から5歳児までが対象となる子育てのための施設等利用給付については年2回であり支給時期、回数が異なる。同じ施設を利用していて兄弟がいる場合、支給時期が異なることにより手続き負担が増えてしまうが、支給回数時期の設定について

A.認可外保育施設利用者補助金については、年3回で支給している、3期目に一括請求という人も多かった。書類提出に対する事務負担、保護者負担含めて細かい区切りがいいという事業者もあれば、保護者ニーズの在り方も含めて支払い回数や時期は研究していく。また、保護者負担の軽減という面では電子申請対応も進めていく。

【区民文教】令和7年度中央区ハッピー買物券2025・区立小中学校等児童・生徒数について

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は区民文教委員会が開催され、質疑が行われました。提出資料は以下の通りです。

【令和7年度中央区ハッピー買物券】

・令和7年4月25日より申込開始(申込多数の場合は区民優先抽選)

・前年の反省から販売総数は前年20万冊→24万冊へ、キャンセル分については繰り上げ当選実施

・買物券取扱店舗数は順調に増加中

・デジタル買物券については有用性は認識しているが、やるなら紙との併用になる結果事務手数料が増加してします。今後中央区共通アプリの導入等の動きに併せて検討する

令和7年度のハッピー買物券は4/25から申し込みが始まります!!

Webからのお申し込みはこちらから!!

https://va.apollon.nta.co.jp/happykaimonoken2025/joho?MODE=before&no_redirect=1

【令和7年度区立小中学校児童・生徒数について】

・小学校1年生は全体で265人、11学級増加(合計9527人36学級)

→なお全学級で35人以下学級となる

特に晴海西小においては315人増加、7学級増加で1122人に

→ハルフラタワー棟等も増えるが、学校改修等で8教室を確保したため、現場においては教室数は対応可能と教育委員会は認識 。第二校舎の建設予定も予定通り。

・中学校1年生は全体で112人増加

・特認校制度は114人が利用、泰明小以外は抽選を実施



少子化の傾向が止まらない日本において、子供が増え続ける中央区としては教室が足りるのかという問題は悩ましい課題です。

特に晴海西においては、開校2年目にして1100人を超えるマンモス校となり、本年度中に晴海フラッグのタワー棟2棟、今後豊海マリン&スカイタワーの竣工を控え、更なる児童生徒数の増加が懸念されます。

教育委員会としてもあらゆる手段を検討しながら教室数を確保する、義務教育の確保は本区の責務であるとの答弁がありましたので、児童数増加の推移を見極めながらの対応を求めていきたいと思います。