「議会活動」カテゴリーアーカイブ

中央区総合交通計画2022!BRTプレ二次、都バス、地下鉄新線、水上交通等の10ヵ年計画

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は環境建設委員会が開催されました。

(昨日の区民文教委員会の続きはまた明日書きます)

目玉は中央区総合交通計画の中間まとめについて、こちらは10年前、平成24年に策定された中央区総合交通計画の改定であり、今後10年間の交通計画をまとめた計画となります。

中央区の交通については7つの課題があります。

①増加する交通需要への対応

②公共交通へのアクセス改善

③自転車利用環境の充実

④自動車利用に伴う環境負荷の軽減

⑤駅や道路などのバリアフリー化

⑥荷捌き駐車を中心とした物流交通への対応

⑦まちの回遊性・魅力向上

それらに対応した7つの施策、25の事業が設定されております

一方で一つ一つの計画についてはまだ具体性が欠けるものばかりですので、今回の中間まとめから一つ一つ掘り下げて作られるものと思いますが、詳細な事業計画も閲覧できるようにして欲しいと思います。

主な新規事業↓

こちらの総合交通計画は改めてHP上で公開されると思われます。

https://www.city.chuo.lg.jp/kankyo/keikaku/sougoukoutsuukeikaku.html

主な質疑の内容

Q.勝どき駅改修工事の成果について

A.大きなものについては完了。朝夕ラッシュのホーム上での人員混雑、出入り口の混雑は改善されてきた。コロナ禍の中で影響があり、本来予定していた改善目標まではまだ示されていないのでは。今後状況を踏まえながらも動向を注意していく。


Q.都バスターミナル(晴海客船ターミナル乗降場)について

A.晴海のターミナルについては、客船ターミナル解体後も東京都はバスターミナル機能、駐車場機能は残ると聞いている、5丁目に出来るマルチモビリティステーションと2つのターミナルで地域交通の要とする予定。


Q.BRTプレ二次運行の開始について

A.プレ二次については東京都から、江東区も走るので停留所の設置に向けた協議がなされており、これから工事発注する、実際にいつから二次プレが開始されるという正式な案内はない

本格運行環状二号線の本線トンネル開通後と案内してきたが、現状二次プレ運行の開始時期、本格運行時期も情報が入り次第伝える

BRTにおける江東区側のメリットとしては、国際展示場方面へ伸びていくと利便性が向上する。東京駅、東京国際クルーズターミナルなど計画路線が伸びることにより更なる利便性が向上する。

Q.水上交通・朝潮運河船着場の移設について

A.朝潮運河船着場は現状の位置に人道橋がかかることにより運営ができなくなるので、対岸の勝どき東地区に場所を移して運行する。運行内容については、運行業者と協議を図っていく。

勝どき東地区移設後は、晴海側にあった時になかった機能として、バスの乗降場、お客様のたまり空間を開発の中で整備してく


Q.臨海地下鉄新線、勝どき・晴海駅の位置について

A.現状では駅の位置は未定。駅だけ出来れば地下鉄が通るわけではないので、線路をどこに引いていくのか、近年の調査結果では地下鉄のルートは晴海通り直下、晴海通りから一本5丁目寄りの位置(人道橋周辺)、5丁目寄りなど3ルートほどを設定して検討している。どの位置に出来たとしても、晴海地域の交通不便性は解消できると想定している。

主な質疑の内容は上記の通りです。

まだまだ10年で完了しないであろう計画ばかりではありますが、今後の進捗に期待しています。

それでは!!!!

中央区の児童相談体制強化、東京都児相のサテライトオフィスを台東区と共同設置も、単独での児相設置は難しい

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は福祉保健委員会が開催されました。

本区の児童相談体制は基本は子ども家庭支援センターにて実施していますが、この度東京都児相と台東区と共同で、児童相談体制の整備を行います。

具体的には、台東区日本堤子ども家庭支援センター内に連携拠点を設置し、東京都の児童相談所職員が定期的、必要に応じて中央区と連携を取ります。

①虐待通告に基づく家庭訪問

②児童虐待に係る調査等

③児童面接・保護者面接

④家庭復帰に係る調整・指導

⑤里親に係る普及啓発、相談援助等

⑥職員の育成

また、児童福祉法の改正により特別区が児童相談所を開設し、地元できめ細かい対応を行うことが可能となりましたが、

中央区は区設の児童相談所開設については今まで令和6年度を目標検討していたものの早期開設は難しい旨の考えを改めて表明しました。

Q.本区独自での児相はもたないのか?

A.区児相の設置は令和6年度までの開設を目標としていたが、開設場所が見つかっていない、一方、被虐待相談の件数は増えており、相談体制の強化は急務、まず今回の都区児童相談事業、東京都や他区との連携強化を実施。児相職員からのOJTなどで区の人材育成も行うことが出来る。令和6年度には郷土天文館後のスペース、明石町に子ども家庭支援センターを中心とした児相体制の整備が行われ、子どもや子育て家庭への連携を強化する。活用出来るスペースを使って6年度までには児相に近い機能を確保、当面の間はこれらで対応する。児童虐待の早期発見、未然防止に繋げる


Q.台東区だと、月島地域から遠くなってしまうが何故台東区なのか

A.台東区の担当が同じ東京都の児童センターにあり、本区と同じように区児相の設置を目指しているが人材育成に時間がかかるとか場所が見つからないという同じ悩みを抱えているため。東京都の児童相談センターよりは近い。



Q.今回、中央区は施設の維持管理費等は出さない。本区にとってはありがたいが偏りが大きいのは結果的に分担してないから肩身が狭くなってしまうのでは?

A.施設自体は台東区に空いてる施設がちょうどあった。そもそも東京都も2区以上の同時連携は新しい試みであり、やってみたいと話があった。そこで台東区は人口規模が小さいので東京都の職員を派遣するメリットが薄いということで、もう1区あればやれるという話だった。中央区の職員は常駐しない。むしろ児相職員が高田馬場から来るので、児童相談所職員のサテライトオフィスという位置づけである。費用分担は協議の結果。



Q.子ども達の権利を守るという意味では、サテライトオフィスだけではなく一時保護所乳児院児童養護施設という場所も必要だと思うが、作らないのか?

A.一時保護所などは現状、区にはない。各区で設置出来るとなった時、一時保護所や乳児院についても、検討が重ねられ、区で設置できるところは設置、設置出来ないところは共同設置という形で方向が示されている。
中央区については、今までの実績から見て、一時保護施設については、その発生率からみるとハード面の費用、人件費などのランニング費用から1区で設置すると不効率であるため、他区との共同設置で考えている。児童相談所は設置するが保護所は共同設置で考えている。今回のモデル事業と合わせて明石町の子ども家庭支援センター施設を使う。
今後場所も含めて探していく。いつ出来るかはもうちょっと時間かかる。


Q.親のコロナ罹患で病院保護など。子どもの権利を大切にする場所を備えることは必要と考えるが、区における居場所は?

A.子供の声を聞く場所については、一時保護所、乳児院については色々な子どもがいて難しい施設。当然必要であるが、寄り添いながら話を聞ける場所、そこが子ども家庭支援センターの役割だと思っている。新たに入所施設を作ってというよりは、子ども家庭支援センターが機能する。一時保護する場合も職員が連れ添い、戻ってきた場合に対応出来るような体制を整備している。
具体的には家庭復帰にかかる調整指導、戻して大丈夫なのかという確認、親の意思の確認や学校や保育園等所属機関の方とも調整、個別検討会議を開く。その後も継続して所属機関で見守りを行い、親に連絡、訪問して見守りを続けている。


Q.一時保護所は台東区と共同設置する方向なのか?

A.現状台東区と具体的な話をしているわけではない。


Q.区の人材育成はどこまで進んでいるのか?

A.中央区も専門職の職員を採用して増やしている。例えば心理士を増やしているが、なかなか育成が難しい、台東区も抱えている課題。今回東京都の児相職員とケースワークなどを経て研修出来るので、心理職には育成進めていける。

中央区はまず土地がないという部分も含めて、保護所も含めた新たな児童相談施設の設置はまだ未定です。今後作るとしても保護所、児童養護施設については費用がかかるため他区との共同設置とのこと。

以前に私が視察をした、江戸川区の児童相談所は、子ども達の駆け込み寺、最後の砦として機能しながらも、子ども達を守り、育てるための居場所となっておりました。

児童養護施設部分については、常に満員となるほどむしろ人気となっていました・・・

中央区も児童相談件数が急増しているとのことですが、子ども達を見守り、寄り添い、育てるこのような施設の設置をやはり検討して頂きたいと思います。

それでは!!!

吉田不曇副区長の5期目再任について

こんばんは、中央区議会議員の高橋元気です。

中央区議会は2021/11/22に第四回定例会に提案された議案、吉田不曇氏の副区長選任同意について、賛成多数で可決するものと決しました。

我が会派かがやき中央共産党は反対を致しました。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/143314

本件については、私もかなり悩み思うところがありました。前提として、私個人としては吉田副区長が好きです。尊敬しています。

しかし反対に至ったその経緯や想いを全て記すことが、区民の皆様に対する説明になると思い当記事を書きます。

そもそも副区長の職務は、区長を補佐し、職員の担当する事務を監督します。 また、区長に事故がある時、または欠けた時、区長の職務を代理します。 区長議会の同意を得て選任し、任期は4年です。

実質的なNo.2ですが、もちろん選挙で決まる人事ではありませんので、その選任の透明性は必要かと思います。

今回、反対意見のほとんどは、その5期20年に渡る長期政権化を懸念される声が多いと思います。確かに多選は過去に組織の硬直や権力の集中を生んできた側面はあると思います。また、吉田氏は75歳と既に高齢であり、世代交代を求める声も大きいでしょう。

ですが区民の皆さんは吉田不曇氏という方をよくご存じなのでしょうか?まちづくり協議会や、再開発事業に携わる方であれば良くご存じかと思いますが、それ以外の方はあまり面識がないかと思います。

だからこそ、普段接する区議会にその選任の是非が委ねられているのです


でも私は、年齢や多選だけを理由にするのはおかしいと思っています。中央区の副区長を担う人材として相応しいのか、という点を厳しく見るべきです。


昨年の同時期に、私は教育委員会の委員再任について、その選任プロセスについてTwitterで異論を唱えて中央区議会より懲罰を受けました。

議会外発言、それもTwitterの発言を理由として、議会内で議員個人に対して懲罰をかけることはやはりおかしいです。

しかし、私も反省すべきことは多いと思っています。議員なんだからTwitterで意見を表明するのではなく、議会でやれよと言われたらその通りです。

議案に対してしっかりと正面から議論をし、その選任が中央区政にとって相応しいのか調査し、判断することこそが議員の責務であると思います。

しかし、その選任同意について議会では実質的な議論がされていないことも事実です。その審議が委員会に付託もされません

もっとも、他会派内でどのような話し合いがされたかは私も承知はしてはおりません。


議論をそもそもしないとか、その人事を好き嫌いで判断することはただの思考停止です。副区長として相応しいのか、という点を今回は様々な角度から考えました。



【吉田不曇氏はどのような人か】


中央区副区長/1946年生まれ。
1970年、早稲田大学理工学部卒業。
同年4月中央区役所入庁、建設部建築課に配属。
1985年建築部副主幹、以降都市計画・地域整備分野の課長・部長を経て、2003年企画部長、
2007年より中央区副区長

ズバっと言ってしまえば中央区の裏のボスです。

これは皆さん言いづらいのかもしれませんがはっきりと言います。

ほぼ一貫して、中央区のまちづくりを担ってきました。人口回復が最大の課題であった中央区に超高層マンションを呼び込む再開発事業に力を注ぎ、10万人増のV字回復を達成出来たのは吉田氏なくしては出来なかったと思います。

行政計画の立案から、地権者との交渉東京都デベロッパーとの交渉、地元の方々との交渉を一手に引き受けてきました。

「剛腕」として知られるとニュース記事には書かれていましたが、東京都を相手にしても中央区のためなら相手を怒鳴りつけるように戦うその姿勢は今の時代本当に珍しく、昔気質な漢といった印象でした。頼れるボスという方です。

晴海まちづくり協議会の場で、東京都に対して区や地元の意見を通そうとされているその姿を見て、私も格好いいなと思ってました。

吉田副区長は、本会議や委員会で発言をする際には、一切台本を読みません。必ず自分の言葉で伝えます。また、議会が区の職員を追及して困った時、必ず俺に任せろと手を挙げて区の職員を助けるのも吉田副区長です。
議会に対してもしっかりと物申し、その背中の区民や職員を守る方でした。(たまに発言が過激ですが・・・)

さて、ここからは個人的な人となりを話します。


私が議員になってから、半年後、同僚の二瓶文徳議員とN国立花孝志党首が揉め、中央区議会2~30人程の傍聴者を引き連れて突撃してくるということがありました。

その時、私は25歳の1人の青年に対して、集団で圧力をかけてくる立花氏のやり方に憤り、立花氏に文句を言いにいきました。

党費を払う払わない、辞める辞めないとかは身内でやればいい話で議会に持ち込むな、2人でやってくれということを言いたかったのですが、当時の私は論理武装をしないまま感情的になって突撃し、返り討ちにされました。(情けない・・・)


結果、区議会からも鬼のように怒られ、区の職員からも情けないと非難されていたと聞きます。

しかし、そんな私に声をかけてくれたのが吉田副区長でした。

「おい元気!よくいったな!頼もしかったぞ!俺は嬉しかった!!」


私は、二瓶君のためにという気持ちもありましたが、私や私の大切な人が命を懸けてを送り出してくれた舞台である、中央区議会や中央区を馬鹿にされている気がして、単身立花氏とその仲間達に立ち向かいました。

やり方にもちろん賛否はあると思いますし、反省もしていますが、副区長からそう言って貰えるとは思わず、とても嬉しかったです。

また、一度副区長室に私を呼んで頂き、話をしたことがあります、その時に、

「今の暗い世の中、政治家はみんなの希望となって照らす存在でなくてはならない。お前にはそうなって欲しいんだ!」


と、言って貰いました。当時悩んでいた自分はその言葉にとても救われました。

行政の実質的なトップが、政治に対して希望を抱いてくれている。中央区は素晴らしい自治体だと思いました。


前述の通り、私が懲罰を受けた際にも、

「お前はYOUTUBERじゃないだろ!お前は議員だろうが!!」


と、激励をされました。

その通りです。私は議員です。私の背中には沢山の区民がいる。そして、区民の方のために誇りを持って仕事をするべき立場です。

沢山の言葉に、私も助けられました。


でも、私は議員です。議案に対してその人を好き、嫌いで判断することは区民への冒涜です。

だからこそ、しっかりとその議案について選任可否を判断するために、副区長に対して面談を申し込みました

「お前、議案の本人に対して面談したいと言ってくるやつ聞いたことねえよ」と笑ってましたが・・・・



主な質問は以下の通りです。



【Q.今後4年間で何を実現するつもりか】

A.築地の再開発、首都高速の地下化、築地川アメニティ構想、それらの計画について建設費ベースで事業を組み立て、国や東京都からお金を引っ張る。そのレールを敷きたい。KK線緑地化については中央区だけでなく47都道府県の庭を作るなど、これからの中央区、東京都、日本がどうあるべきかという大きな視点を考えながらレールを敷く

【Q.再開発だけでなく、SDGSの視点からのまちづくりに関する考えは?】

A.まず、中央区については土地の価格が非常に高く、再開発をする際には大規模開発として地域一体的な整備をせざるを得なかった。これは誰がやったとしてもタワマンのような開発になる。一方で持続可能なまちづくりという点から考えるのは、まず「人」がいなければまちは出来ない。家賃が高くなったら人は出て行ってしまう。そうならないために再開発では如何に今いる人にそのまま住み続けて貰うか、コミュニティファンドなども利用して住み続けられるまちに、という考えからまちづくりを進めてきた。この先の日本は国際的な交流によって飯を食っていく時代が来る。築地再開発はその象徴として考えている。

【Q.後継者問題について】

A.行政の副区長であるので、もし何かあったら代わりになる人材はいる。恐らく辞める時は国交省など他から引っ張って来るのでは。矢田区長が自分を引っ張ってきたので、矢田区長が退任し、現区長への引継ぎが終わったタイミングでという考えもあったが、コロナ禍も含めて紆余曲折もあった。

2時間くらい話していたので、ここでは書けないトークもありましたが・・・・主な質疑の内容は上記の通りです。



本面談の内容も受けて、会派内で賛否について議論をしました。

今の吉田副区長の代わりになれる人間は、結論中央区にはいません

吉田副区長だからこそ、国や東京都に対して物を言うことが出来ると同時に、デベロッパー等とも調整が出来ています。

なら再任に賛成なのか?という点で非常に悩みました。

一方で、渋谷区のように区長も副区長も40代、30代でバリバリとDX化を進めている自治体もあります。


中央区は目標としていた再開発による人口増加については、20万人という目標が目前に迫り、一定の目処が付いた。但し、晴海FLAGや月島地域、築地再開発や首都高地下化など、まだ大規模な再開発が残っており吉田氏の力は必要とも思えます。

もっとも本区が抱えるDXなど新たな課題に対する対応も急務です。中央区はその点がまだまだ弱い。

最終的に私が決断した判断基準はこうです。

どちらの未来が区民にとってよりよいものになるか?

つまりは、吉田副区長が再任され、残る再開発、築地やKK線、首都高地下化などを片付ける未来

その未来を諦めてでも、例えば築地再開発について区の意見が通らなくなりとん挫したとしても、

IT企業あがりのような若い民間人材を副区長に登用し、渋谷区のようにDXを念頭においたまちづくり、そして子どもファーストのまちづくりを進める未来

どちらが区民にとってよりよい未来だと信じるか

もし私が区長であったら、後者の未来を選びます。

だからこそ、私は吉田副区長の選任同意について、反対しました

また、人事案に反対するのであれば対案人事をという事になるかと思いますが、具体的に誰をというのは難しいため、この場合の対案は「当面、副区長は1人体制とし、本区のDX化など新たな課題に対応が出来る副区長人材を公募すること」となると思います。

個人のポリシーで言えば政治とは私はであると思っています。

騙し騙され、汚い人間関係が多い政治の世界だからこそ、私は何よりも人と人との仁義を重んじています

だからたぶん今の時代に珍しく、地に足をつけて堂々と重責を背負いながら、区民や職員を守る吉田副区長のことが好きなんですね。そして悩みました。

でも、吉田副区長はもう75歳です。

冒頭に言いましたが、年齢多選というだけで私は人を判断するべきではないと思います。

一方で、任期中に吉田副区長が例えば倒れられたら

選任に同意した議会の責任にもなります。

だからこそ、下が、もう休んでくれというべきなんです。

20年間吉田副区長に頼りっぱなしで、後継者を育てられなかったのは行政の責任です。

もっと言えば行政だけではありません、組織のトップが高齢者ばかりになってしまいいつまでも居座るのは、その人が悪いわけではなく、

その人を追いやる若手がいないことが問題だと思います。

「あんたの想いや仕事、組織の全部を俺が背負ってやるから安心して引退してくれよ!!」

そう言える度胸度量もある若手がいないんじゃないですか??

中央区にいないんだとしたら、情けない。

それどころか行政側が辞めさせてくれないんだな、と印象を持ちました。

なら吉田副区長に対しては、いつか私が引導を渡します。

ご恩を感じているからこそ、自分の役目であると思っています。



繰り返しになりますが、今回は非常に悩みました。個人的な感情が入ってしまうので、採決を棄権することも考えました。

しかし昨年懲罰を受けた際の反省、しっかりと議案に向き合い、疑問に思うならとことん調査し、ぶつけること。それが議員の責務であり、採決権をしっかりと行使することです。

そして、吉田副区長から言われた言葉

「お前は議員だろ!」

私はただひとえに区民の方のために仕事をしています。

議員だからこそ、しっかりと白黒つける。そして何故その結論に至ったのか、その経緯も含めて全てを区民の皆様にお伝えするべきだと考えました。

あとはこのブログは見ていないとは思いますが、吉田副区長は裏切られたと思っているかもしれない。でもいつか伝えられたらと思っています。もちろん仕事なので、反対してすいませんとは口が裂けても言いません。

何はともあれ、議会の賛成多数で吉田副区長は再任され、4年間の任期が開始されました。

お身体にはお気を付けて、今後とも共に中央区のために尽力して頂きたいと心より願います。

最後に、我が会派より反対を表明した際の意見開陳書を公開します。

▶吉田副区長選任同意反対意見開陳

賛成・反対に関わらず本議案に対してここまで向き合って、その結論に至る経緯を公開したのはたぶん私だけでしょう・・・・

でもちゃんとこう言えますね

「議員ですから」


スラムダンクの最後の花道の台詞と被ります。

ということで、長い投稿でしたが、読んで頂きありがとうございました。

それではまた!!

晴海レアル・マドリード・フットボールスクールを視察!!そこはもはやスペインでした!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です!

本日は会派かがやき中央のメンバーと晴海のレアル・マドリード・ファンデーション・フットボールスクールを視察させて頂きました!!

こちらに動画としてまとめています!!

サッカー界が誇る白い巨人、スペインの超名門・銀河スター軍団として名高いレアルマドリードの公認サッカースクールです。

対象は幼稚園保育園年少から高校2年生の男子および女子となりますが、子どもや親だけでなく、地域の方もふらっと立ち寄れるサッカーグラウンドを核とした地域のコミュニティ作りを目指す素晴らしい施設でした!

本日はレアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクールジャパン代表の増田様、宇高様にご案内頂きました。

まず、入り口を見ても分かる通り、グラウンド前はオープンスペースとなっており誰でも入れるようになっています。

そして牛乳とパン屋さん(地元でも人気になりました)やスペインバルもやっており、自由にご飯やお酒を楽しみながら子どものサッカーを眺め、親は待つことも出来ます!

日本の子どもはスペインの子どもと比較して乳製品を1/4の量しか採っていないとのことですが、無理やり牛乳を飲めといっても飲まない。

それなら100%牛乳で作った美味しいものを食べて貰えたら、自然に牛乳を飲みカルシウムを摂取してくれるのではとの考えから牛乳屋さんが出来たとのことです。

また、スペインバルは豊洲の仲買さん直送で牡蠣などの新鮮な魚介類とワインも頂けます。。。最高ですね。

まず1階のデンタルケア施設を案内して貰いました。

こちらでは有料ですが、子ども達の歯の洗浄と美白化を行うことが出来ます。スポーツ選手にとって、歯は命であり、力を入れるためには嚙み合わせもパフォーマンスに大きく影響します。

ヨーロッパでは当然のように歯に関する教育を受け、矯正を受けますが、子ども達の歯がきれいになることにより、その綺麗さを維持しようとしっかり歯磨きをしてくれるようにとの思いがあるとのことです。

全てをヨーロッパ基準で教えていくという方針です。

さて、施設の中、2階以上へあがろうとすると、入り口は顔認証によるセキュリティが作動しています。子どもが入館、退館すると両親のスマホのアプリに通知が行く、といった連携もされているとのこと。

3階は自習室と自習室用ロッカーが、小2~中2用と中3~大人用に分かれています。

それぞれ16席~20席ほどのスペースがあり、放課後の子ども達の居場所としても使用できるとのことです。

また、子どものスクールを待つ間、大人もラウンジスペースとして仕事をしながら待てるようになっています。

こちらは別料金で低学年用は300円/時 中2~大人用は900円/時となっています。

屋上に上がるとそこはガーデンになっています。

子ども達の練習風景を眺めながら、スペインバルで買った料理を大人たちはお酒を飲みながら楽しめます

最近では地域の方が多く利用されているとのこと、まだ大規模なイベントは出来ていないみたいですが、ニーズもあるようですので、今後検討されるとのことです。これは通いますね・・・

増田様いわく、ヨーロッパではサッカーグラウンドはパークであり、地域のおじいさんおばあさんも含めて、みんなで交流が出来る場所になっている。

ターゲットをアスリートに限るのではなく、サッカーが好きな人も知らない人も地域の方みんな交流出来る中心地としていきたいと話されていました。

また、来年度から走らないウォーキングのサッカースクールをU99アンダー99歳(実質無制限)で予定しているとのことです!

アンダー6歳vsアンダー99歳など、歩きながらのサッカーだと、身体より頭を使いながら老若男女問わず楽しめるため、認知症予防にも良いとのこと。これは参加するしかない!!!

また、晴海の子を指導して気が付いたことは、すぐ転んでしまうということ。やはり体幹や足腰が弱い走りながら遊ぶことが少ないというのは課題になってますね。

続いて2階は自習室(年長~小2)があり、9:00~21:00まで利用が可能です。中央区教育委員会と連携して、子どもの居場所としてまとめて来館してもらうなど、検討中とのこと。

シャワールームはスペインの匂い香る、とてもお洒落な仕様です。

また、ロッカールームは男女の間に壁がありません。

これはヨーロッパでは普通ロッカールームでは着替えをしないため、男女一緒であることから、ヨーロッパ文化に慣れてもらうことも念頭においています。

また、廊下のライブラリは中央区の京橋図書館と連携して、蔵書がされるとのことです。

最後に1階の救護室・倉庫も見学させて貰いました。

緊急時の対応については聖路加国際病院と提携しており、対応がされるようです。

また、カンボジアのバタンバンにある社会スポーツスクールと提携しています。ポリオ(急性灰白髄炎)または対人地雷の被害にあった社会的に非常に弱い立場にある人々に従事すること。さらに、全ての就学年齢の子供たちが初等教育を受けるための取り組みが行われているとのことであり、実際に学校を訪問し、現地の子ども達との交流も行われているようです。

https://www.realmadrid.com/ja/news/2020/03/02/twinning-action-between-schools-in-cambodia-and-japan

まさにサッカーグラウンドを核として地域コミュニティを創り上げる施設であり、これは晴海選手村跡地として誇るオリンピックのレガシー精神でもあります。

また、同時に今後急激な人口増加が予定され、二つの小学校が新たに出来る晴海地域の子どもたちの放課後の居場所としても期待されます。

これだけ素晴らしい施設ですが、1カ月間中央区民限定で募集したところ、即定員が埋まってしまったらしく、有明や豊洲の方々からクレームが来たとの逸話も・・・・

確かに、中央区民と言えど日本橋方面の方から比べたら、豊洲の方が近いですしね・・・

何れにせよ、このような素晴らしい施設が出来たことは本当に誇りに思います。夏前に訪問したことがありましたが、今回しっかりとご説明を受けれて、非常に学べました!

増田様、宇高様ありがとうございました!!

最後に、グラウンド前で撮影!(この牛さんたちは椅子にもなるので、座れます)

そして牛乳ソフトクリームが美味い!!!

また頻繁にきます!!それでは!!

中高生の夢を育む居場所「b-lab」(文京区)を視察しました!

こんばんは!!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、本日は委員会開催前の早朝から、文京区青少年プラザb-labを視察させて頂きました!!

青少年プラザ(b-lab)は主として中学生と高校生を対象に自主的な活動の場および交流の場を提供する事ににより、青少年の自立性及び社会性を育むための施設です。

中高生の秘密基地をコンセプトに、リビングのような交流スペースや、勉強、バンド活動、ダンス等が出来るスタジオやホールがあるほか、文化・学習支援などのイベント実施、中高生がイベント企画やb-lab運営に係るステージもあります。

b-labはBunkyo Laboratoryの略称で公募により区内の高校生が名付けました。

平成13年より文京区青少年問題協議会において、中高生の放課後の居場所および社会参加推進が検討され、学校統合等による敷地の空きスペースに教育センターの移設と共に併設がなされました。

前提として、文京区内には中学校が区立、国立、私立合わせて27校、高等学校が合わせて26校あります。(さすが東大を抱える区・・・)

1年の利用者数は27000人を超えるなど、驚異的な盛況っぷりです・・・

今回は文京区教育委員会様の御取り計らいで館内でその施設説明および館内視察を受け入れて下さいました!!

運営はNPO法人KATARIBA様に委託がなされています。(年間運営費は約6000万円)

スタッフの方が本当に親身に子ども達と接し、その成長を見守っていること、一緒に文化祭や音楽イベント等を企画して、家庭や学校とも異なる、楽しい第三の居場所を創り上げていること、本当に素晴らしいと思いました。

現在の中高生は学校、塾、部活など毎日とても忙しいと思います、その中でもb-labは異なる学校・学年の仲間との交流や普段合わない大人との接点を増やし、やる気を育み、なんにでも挑戦し、その夢を応援する場所です。

安心して自由に過ごせる居場所であるのと同時に、文化、スポーツ、学びに関するイベントを通じて自分の可能性主体性を発見する場でもあります。

対象を中学生、高校生に限定しているので、原則、高校三年生で卒業となります。

館内では、調理も出来るスペース

リビングのようにくつろぎながら、ゲーム(Switchやボードゲームなどが沢山!)を楽しめるスペース

勉強に集中出来るスペース

バンド練習も出来る音楽スタジオ

ハーフコートバスケットコートもある屋外スペース

様々なイベントや舞台ステージにもなるホール

などなど、ずっとここにいたくなる場所・・・

しかも朝9時~夜9時まで空いており、無料です。

特にバンドマンだった私としても、音楽スタジオって1時間で2~3000円はしたので、これが無料の時点で毎日入りびたること決定ですね。

遊びも、学びも本気でやる。知らない子と趣味やイベントで繋がって新たな企画をするもよし。バンドを組むもよし。

高校生は社会課題の解決マイプロジェクトを立ち上げ、正解のない課題に対して仮説を立て、解決しようと行動する経験も出来ます。

その中で、様々な大人達と繋がり、教えてもらい、社会進出の準備も出来るのです。

また、区内の学校と連携し、キャリア学習プログラムを実施するほか、教育センター内にある強みを活かし、家庭内の問題等をいち早くキャッチし、児童相談や担当課に素早く繋げられるという側面もあります。同建物の上階が適応教室になっており、下に降りてきた時に一緒に遊べるという相乗効果もあります。

何より、スタッフの方々は積極的に子ども達に話しかけ、共通の趣味を持ってそうな子同志を繋げたり、一緒にイベントを開催するなど、とても愛を感じます。

学校と同じように春に卒業イベントを開催する際は、号泣する子達もいるそうです。

先輩と後輩の絆も深く、高校生運営スタッフとして参加する方もいるが、基本的には高3で卒業しなくてはいけないとのこと。

第三の居場所であると思っていた場所が、何より大切な場所になっていた、ということもありそうですね。

中央区においてはそもそも中学高校が極めて少ないという事もあり、高校生になるとほとんどの子ども達は区外の高校に通います。その中で中高生の居場所という観点はあまり思いつかないのかもしれませんが、本区をハブにして、放課後の区内在住の中高生の居場所を作り、そして社会参画、チャレンジの場所を設けるというのはとても面白いかもしれません。

大変勉強になった視察となりました。

文京区教育委員会の皆様、NPO法人KATARIBAの皆様、

そして視察を企画して頂いた

山本崇中野区議会議員

間ひとみ中野区議会議員

吉田けいすけ北区議会議員

ありがとうございました!!!!

やっぱり視察はとても勉強になっていい!

それでは!!

【区民文教委員会】令和3年度学習力サポートテスト結果!中央区苦手の理科は改善、その他キャッシュレス決済還元など

こんばんは!!中央区議会議員の高橋元気です。

区民文教委員会第三弾です!

むしろ刻んだ方が分かり易くていいのかもしれませんね・・・

■令和3年度学習力サポートテスト結果について

昨年度もそうでしたが、中央区は全体的に学力は全国平均より高いものの、小中共に理科が弱いという傾向がありました。

これは都心において生物分野等の実体験が出来ない点などが原因とされてきましたが、令和3年度は若干改善傾向にありました。

その要因とどのような改善対応を行ったのか質問しました

A.学習力サポートテストの結果は、子ども達にとっては今の自分の力を考えてこれからどう伸ばしていくか、そして教師にとっては自分の授業をよりよくしていくための資料として活用している。

教育委員会として結果をまとめて各学校毎にフィードバックし、学校は学力向上プランとして秋以降の授業内容の修正を行う。

例えば理科で言えば映像模型による実体験が大事であるとか、理科支援員を設置し、実験の準備は任せた上で教師は教材作成に集中するとか、中学生は年度初めに集中的にドリルノートで基礎知識を復習するなどを行った。

また、他にもこのようなアンケート結果もあります

気になる点としては学習習慣、特に小学校5年生から授業の復習をする生徒が少ない点、これについては

A.小学校5年生、6年生において授業の復習率が減り、中1で持ち直し、また中2から減っているが、これは主に区内の生徒は受験する子が多いためと思われる。習い事に集中しているため落ちてしまう。

しかし、家庭での学習習慣をしっかり身に着けるよう各学校には指導している。



また、面白いのは【感動体験】の項目、中央区は全国平均から30%も高い圧倒的な数値を叩き出しています、この要因は?

A.中央区としても、宿泊学習や音楽会、歌舞伎体験など感動体験が出来る場面が多くなるよう施策を打っており、その効果もあるのではと思っている。

⇒そういった要因もありつつ、そもそも中央区は比較的裕福な家庭が多い地元でオリンピックが開かれるなど国内的にイベントも多い土地に住んでいるということも非常に恵まれている地域なのかもしれません。

なお、今回の質問には入れていませんが、スポーツテストの結果もお伝えしますが、やはり中央区の子ども達は上半身の力が弱い、という傾向にあります。

これはなかなかボールを投げられる、広い場所の環境が少ないということも挙げられます。遊具の工夫や、場所の確保も含めて、環境整備からなんとかしなくてはいけません。

最後に、キャッシュレス決済ポイント還元事業について、私も再三要望した甲斐もあり、とても嬉しいのですが、その経緯について

A.コロナの影響による申告の経済打撃を考え、事業者の声や区民の皆様の声を聞き、今回改めて再実施する事にした。

なお、今回はpaypayだけでなく公募形式で事業者を募集するようですが、複数の事業者(複数のキャッシュマネー)を念頭に進める方向とのことです。

また詳細が分かり次第お伝えさせて頂きます!!

それではまた!!!

【区民文教委員会】区内音楽会の中止は必要だったか?学校公開の制限は適切か?

こんばんは!!中央区議会議員の高橋元気です。

最近はどんなに遅く帰って来ても、疲れていても必ずブログを書く使命感が出てきました。

■区内音楽会等イベントの中止措置について

こちらは、発端は以下の話題です。

ある学校において、音楽会が中止になりました。

こちらは中央区教育委員会の方針に基づき中止。教育委員会の方針としては、飛沫観戦の可能性が高い学習活動で、充分に対策を講じることが出来ない場合は見合わせるとあります。

例えばリコーダーの演奏、近距離で密集する活動が禁止されることになるとは思いますが、現在区内の感染者数は0人、東京都全体でも感染拡大が現在収束している状態、都内で10人前後です。

今やらなくていつやるのか、今が最大のチャンスなのではないかと思います。中央区の見解を聞きました。

A.まん延防止重点措置発令の時期と、緊急事態宣言発令の時期、今何でもない時期で方針は異なる。学校側に対しては、原則マスクをつけたままの歌唱は可距離を置いた上でのリコーダー演奏も可、教室の大きさや人数を工夫した上でやって欲しいと通知している。

音楽会の中止については、全学年や保護者の方、地域の方を中に入れる必要があり、学校側の判断によって中止したのだと思われる。拡大防止策をしっかりした上で、学校の状況に応じて開催することは可能。

⇒現在の感染拡大状況の中で、しかもこれまで音楽会などでクラスター発生事例がない中で、子ども達の機会を奪うような事態にならないよう、子どもたち、保護者の意見、そして医療専門家の医学的な見解を聞いた上で出来る限りイベントは開催出来る方向で話して欲しい。一部をオンラインや中継映像にするなど、やり方はあると思う。



Q.ある学校の学校公開において、未就学児の同伴が不可とされた事例があった。これも拡大防止策ということだが、学校公開という、子どもにとっても保護者にとっても大切な機会を、未就学児がいるという理由だけで一律で制限を行うのはおかしいのでは?

A.学校としては未就学児を締め出すという意図はなく、公開するにあたっては人数制限や大人の数を調整した上でしっかりと開催して欲しいとは伝えている。学校と保護者の間で誤解があるのではないかと思うので、丁寧な説明が必要であると思う。

⇒子どもにとっても、特に特認校において、自分が通う学校は見ておきたいでしょう、そしてそれは保護者も同じ。未就学児を禁止する必要はないと思います。人数制限においては、工夫次第で受け入れは可能ですし、学校側に対する適切な指導を願います。

本日は以上です!!

【区民文教委員会】晴海4丁目新設の「特別出張所」・幼保連携型「認定こども園」について

こんにちは!!中央区議会議員の高橋元気です。

本日は区民文教委員会が開催されました!

晴海に特別出張所は単純に嬉しいですね!月島出張所までは徒歩だとかなり時間がかかっていたので、助かります。また、保健センター福祉施設、図書館も入ります。

そして中に入る公私連携、幼保連携型認定こども園の事業者選定もスタートします!!

開園時期:令和6年4月(晴海FLAG入居に合わせる)

想定定員:開園時230名程度(最大450名程度)

※幼稚園150名+保育園80名

※その他一時預かり保育20名程度

事業者の選定:一定の要件のもと、公募型プロポーザル形式で選定を行う

私からは下記の質問を致しました。

Q.最大450名とのことで、例えば災害時の避難、安全確保体制は?

A.認定こども園と各施設は物理的に分かれ、入り口も分かれている。災害の種類にもよるが、地震の場合は建物に留まるなど、その避難経路の確保、運用については子どもの安全を第一に事業者と協議する

Q.本年開設された阪本こども園の運営に当たってはどのような課題が出てきて、どのように晴海4丁目認定こども園の運営に活かせるか

A.現状は特にクレームなどは入って来ていない。運営課題としては選考方法が私立幼稚園等と同じであるため、慣れていない部分があった。

Q.まだ詳細は決まっていないと思うが、区内全域から申し込みは可能なのか?晴海地域在住者の優先措置などはあるか?

A.事業者と詰める事項ではあるが、区としては全域から申し込め晴海西小学校の学区内の家庭は優先される形で考えてはいる。

開設に向けて事業者選定も含めてこれからではありますが、随時確認を致します。

ちょっと微妙に体力が尽きた&本日は時間がないので、明日続けます!

それでは!!!

【企画総務委員会】中央区のDX化を進める!デジタル推進担当副参事の公募開始!!副区長選任、ボーナス引き下げなど

こんにちは!!中央区議会議員(燃焼系)の高橋元気です!

本日は企画総務委員会が開催されました!

ダイジェストでお伝えします!!

■デジタル担当副参事の任用について

中央区情報化基本方針に基づきデジタル化の推進に取り組むため、情報システム分野における専門知識及び豊富な経験を有する者を職員として採用します。

申込期間: 令和3年11月5日~同年12月3日

任期:令和4年4月1日~令和9年3月31日(5年)

主な職務内容

(1)デジタル化推進に関する計画の策定及び運用に関すること。

(2)デジタル化推進に関する技術的助言及び提言に関すること。

(3)区が導入を検討する情報システムの調達、開発等に関すること。

(4)デジタル化推進を担う職員の育成その他デジタル化推進に関すること。

中央区においてはH31年度から情報政策監(会計年度任用職員)というポジションを置いていましたが、今回は正職員かつ課長級での採用となりますので、長期的な業務、責任を見据えての採用となります。

より、主体性を持って、権限を持って中央区のDX化を推進していくため、多くの優秀な民間の方に応募して頂きたいですが、年収は約1000万弱とのことで、果たして集まるかな・・・という不安もあります。



■副区長の選任同意について

吉田不曇副区長(75)の4期目の選任同意について議題にあがりました

⇒中央区は施策推進を事務的、技術的に適切な補佐出来る人材が適任であるとし、同時に原則2期までを目安にしている。しかしながら吉田副区長については今回の選任で4期目の再任であります。

本件については、私も思う所が多々あります。しかしながらそもそも私は吉田副区長を尊敬してますし、人として好きでもあるので、本件については別で書こうと思います。

■令和3年特別区人事委員会勧告について

公務員の給与は特別区人事委員会の調査により、高いか低いかが判定され、その勧告に従って、原則上げ下げがなされます。

今回、国の人事院勧告においては、月例給の改定はなかったものの、期末・勤勉手当(ボーナス)の-0.15月の引き下げが勧告されたため、引き下げられるものです。大体5万円くらい下がるとのこと。

その他、こども安全安心メール、中央安全安心メールの登録状況について報告がなされました。

■選挙投票率の向上、投票所の混雑について

新聞折込などにより、投票の意欲を高めていくことが大切。投票環境の充実(投票所の増設)については、職員体制、会場確保の物理的制限もあるが出来る限り環境整備は検討する。

本日は以上です、それではまた!!

中央区の人口は171,401人!なるか20万人都市!!

こんにちは!!中央区議会議員の高橋元気です。

決算特別委員会は本日で約2週間の審議日程を終えました、委員の皆様お疲れ様でした!!

今回は区民費関連です。

中央区の人口は2021年10月1日時点で171,401人となっております、前月比からは人口減となりました。

Q.中央区の今年度の人口増減についての考察は?

A.9月からは132人減少している。今年の2月も減少した。東京都全体では、1月から15,951人減少。都民の東京離れは23区については比較的多い傾向。これも恐らくコロナの影響。
中央区は6月時点で転入12,091人で 転出12,506人。1月から比較すると転出超過。外国人は116人減少。23区全てが減少傾向にある。

一方で1484人が出生、前年度比で3割減。年齢層別では年少人口が23,642人、生産人口は121,506人で709人増加、高齢者は88人増加。

今年度はマンションの新築はなかったが、コロナによる減少傾向は続く。今年中にも過去最高上回るかと思ったが、まだ見通せない

⇒これから2年半後の晴海フラッグ入居も含めて、大型タワーマンションの竣工が控えています、大幅な転出がない限りはあと5年程度で20万人には達すると思われます。

歳入の編でも取り上げましたが、都内特に23区で人口は減少傾向にあるものの、中央区は生産人口は増え、特別区民税の徴収は順調に推移しております。そして中央区は老年人口割合が23区の中で最も少なく最も若い区であることは皆様もご承知であると思います。

これから更なる発展が期待されますが、一方で転出の多さも気にかかります。コロナ禍が収まったあと、先日の一般質問でも取り上げましたが、30年、40年持続可能な都市を目指してまちづくりを行いたいと思います。ふるさとであると思って貰えるまちを作らないとですね。




Q.コロナ禍における町会・自治会主催のイベントについて、区の助成金の使い道はどのようにされていたか?

A.コロナ禍の影響により、盆踊りは0件だったが、区として助成したイベントは15件あった。主に対象期間外の盆踊りイベントあるいは代替イベント。敬老のお祝い、ハロウィンやクリスマス会など


Q.コロナの影響による各おもてなし事業が出来なかった損失と対策について

A.各種おもてなし事業中止による経済効果については、なかなか算出出来ない。今年度もオンライン活用など工夫をして実施した。オンライン観光ツアーや、PR動画の作成YOUTUBEチャンネルで区内の紹介を10本ほど作った。少しでも中央区に足を運べない方に向けて中央区の魅力を発信していきたい。



本日は以上です、急に寒くなってきましたね、皆様もお身体にはご自愛ください!!

それでは!!