「環境問題」カテゴリーアーカイブ

【環境土木】晴海ふ頭公園・緑道公園の活用、区内で自転車遊びや練習はどこでするの問題

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

引き続き決算審議の質疑です。

さて、10/7オープンに向けて盛り上がる大型公園の晴海ふ頭公園・晴海緑道公園です。

https://www.tptc.co.jp/park

晴海ふ頭公園

晴海緑道公園

ついに本日、晴海ふ頭公園・晴海緑道公園のHPも出来てました!

是非チェックしてみてください!!

以下本日の質疑です。

Q.晴海ふ頭公園・緑道公園について、いよいよ10/7がオープンの両公園だが、東京都より管理方法についてどのように連絡を受けているか?

A.両公園の完成により晴海臨海公園(500m)晴海緑道公園(500m)晴海ふ頭公園(500m)が接続されれば、全体として見れば全長約1.5kmに及ぶ巨大な公園となる。

晴海臨海公園が約38000㎡、晴海緑道公園が約34000㎡、晴海ふ頭公園が約35000㎡の広さを持つこととなる。

ふ頭公園においてはコネクトハルミが10/29にオープンすることとなるが、管理ルールにおいては、中央区の公園管理ルールをそのまま踏襲して頂いた形となる。

全体として晴海海上公園として、大きな期待が持てる公園である。

Q.東京都の発表によると、晴海ふ頭公園においては管理事務所の設置および有人巡回管理が来年度の前半になるとあった。オープン直後が最もにぎわい、管理ルールが徹底されない時期であるかとも思うが、管理事務所の設置がオープンとずれる理由は何か聞いているか?

A.今回、区としても住民の要望に応える形で先行オープンをして貰う形となった。晴海FLAGの街びらきに合わせて本格オープンされる予定だが、その前に周辺住民に対してオープンするため、管理事務所の設置は本格オープンに合わせてずれると認識している。



Q.一方で、中央区としてもこれ程の大型公園の整備は後にも先にも大変貴重である。そういった中で広大な土地を活用して、例えば一部を交通公園のように自転車遊びが出来る、交通マナーを学べる区画を設けるとか、インクルーシブな遊具を設置し、インクルーシブ公園の機能を持たせるという活用は出来なかったか。東京都に対して本公園の位置づけをどのように要望したのか?

A.区としてはインクルーシブ公園や交通公園といった要望はしていなかったが、オリンピックのレガシーを残すという考えから、スポーツに幅広く利用できるようにという要望を行った。例えば多目的広場を広くデザインし、ランニングコースが整備されジョギングも出来るなど、憩いの場となるような公園をイメージしている。


Q.一方でこれまでの議会答弁にもあったが、区民の方から、子どもが気軽に自転車を練習する場所、自転車遊びが出来る場所がないという声を頂く。交通公園として整備するスペースがないのであれば、既存の公園の一部を自転車乗り入れ可能にするとか、可能な限り対応するべきと考えるが、本区は子ども達の自転車練習はどこでするものと考えているのか?

A.確かにこれまでもご要望は聞いており、場所がないと認識している。しかしながら施設整備のスペースがなく、対応は難しい。

⇒中央区は歩道も車道も交通量が多く、公園に乗り入れも不可であるため、子ども達が安全に自転車を練習出来る場所がない。交通マナーの啓発と共に子どものうちから練習出来る場所の確保を要望する。




本件においては区民の方からも様々なご提案を頂いています。

中央区だけで単独で対応するだけでなく、民間団体や他自治体とも協力の上、一部交通量の少ない道路の通行止め学校の校庭自転車教室を開催するという選択肢もないか、私も調べて提案してみます。

引き続き、ご意見を賜れますと幸いです!それでは!

晴海ふ頭公園、晴海緑道公園の管理ルール公開!2023年度より有人巡回警備も

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です

10/7の13時オープンと先日発表のありました晴海ふ頭公園と晴海緑道公園ですが、管理ルールが東京都より発表されました。

それによりますと、晴海ふ頭公園と緑道公園のルールは、釣り可能エリアの有無のみ違いますが共通しています。

・BBQ、火気禁止(BBQはカフェ営業)
・スケボー禁止(ベンチに突起物)
・釣り禁止(緑道公園では一部可)
・禁煙
・2023年度前半に管理事務所設置、有人巡回管理開始

釣りはふ頭公園はNG、緑道公園の晴海大橋周辺なら可能と明確に分かれていますので注意です。

また、駐車場の設置が今回はっきりと明示されました。

特にBBQなどはConnect HARUMIの敷地内にて営業されますが、どの程度のキャパなのかが注目です。

何れにせよ楽しみです!

晴海ふ頭公園・晴海緑道公園は10/7オープン!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

オリンピックの延期によりオープンが先延ばしされていた、まだか、まだかと期待されていた晴海ふ頭公園・晴海緑道公園のオープンですが、ついに10/7オープンと正式に告知されました!!

多くの区民の方から喜びの声が届いています!!

思えばもう2年前から大体出来てたんですよね・・・

また、8年位前の旧晴海ふ頭公園の写真も残ってました

以前のふ頭公園は、雰囲気が横浜の山下公園のようで、とても好きでした。

ここからだいぶ進化したんだろうなと、ほんとにわくわくします。

また、10/29からはカフェやBBQスペースを兼ね備えた施設、

ConnecT HARUMIも開業します!!

https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/kanko/harumi_kanminrenkei_jigyougaiyou.pdf

こちらも併せて楽しみです!

開業後ダッシュで行きます!!!

それでは!!

晴海ふ頭公園、晴海緑道公園は10月初旬オープン予定!気になる管理体制

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

いよいよオープンが迫ってきた晴海ふ頭公園と晴海緑道公園。晴海FLAGに隣接する海上公園として大きな期待が寄せられています。

晴海ふ頭公園の写真はこちら!

さて、何れにせよオリンピック終了後、整備工事を経て秋頃オープンという情報はあったものの、その後音沙汰がなく、区の担当課に確認したところ、区としても東京都からの連絡待ちの状態とのことでした。

また、最近はスケートボード等による公園の設備損傷が懸念としてよく聞かれますので、改めて担当課を通して東京都港湾局に警備体制、管理体制等を確認しました。



①晴海ふ頭公園・晴海緑道公園のオープン日付について


Q.10月という情報もあるが、具体的なオープン日付はいつか

A.現在のところ、10月初旬を予定しているが、具体的な日付は決まっていない。決まり次第東京都から連絡する。

②公園の管理体制・スケートボード対策について


Q.公園の防犯体制について、防犯カメラは設置されるか。また、スケートボード利用者による安全面への心配が地元住民から聞かれるが、スケボ対策として有明親水海浜公園のように、ベンチ等に予防対策はなされるのか。同じ港湾局管轄のため。

A.具体的な管理体制は調整中であるが、防犯カメラを設置する予定はない。また、スケボ対策については円形のベンチ等に予防用の突起物を設置する予定である。

オープンが待ち望まれますが、恐らくあと一か月ほどでオープンすることでしょう。また情報が入り次第ご連絡します!

ご意見等ございましたらよろしくお願い致します。

道路公園修理仲介おじさんは今日もゆく

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

よくご相談を頂く、街中の危険カ所のご通報、相変わらず修理仲介おじさんとしても活動しています。

縦割り行政なので、担当が道路課なのか、公園を管掌している課なのか、あるいは東京都なのか国なのか、ぱっとわからないですよね。

区民の方が行政に的確な場所へ通報出来るわけがありません。

今回は担当は中央区水とみどりの課と東京都でした!

街中で危ないな、、

子どもの目線となると危険だな、という場所があればぜひご通報ください!!

中央区、特に晴海地域の受動喫煙対策について

こんにちは、中央区議会議員の高橋元気です。

最近、区民の方から相談が増えてきている問題は、喫煙マナーに関してです。

特に晴海地域において、指定喫煙場所でない公園や路上等での喫煙が酷いと通報があります。

都度、公園の管理者や受動喫煙対策担当課に情報共有をしておりますが、抜本的な解決が必要であると感じています。

私の自宅近く、特に晴海3丁目の旧フクラシア周辺KDX晴海ビルの周辺など、ビル内の社員や工事業者と思われる方がお昼時を中心に喫煙されている姿を良く見ます。

新たに立て看板が設置されましたが、根本的に効果はなく、喫煙パトロール巡回も効果があるようには思えていません。

先週、担当課長と具体的な改善に向けた提案を含めて打ち合わせを行いました。

Q.特に最近は晴海・勝どきエリアを中心に月島地域の喫煙マナーが悪化している。どのように現状を認識しているか?

A.晴海3丁目など、特定の場所での喫煙マナーの悪さは区も認識している。2日に一度昼の時間帯を中心にパトロールをしているほか、5月にはJTと協力して練り歩きの啓発活動を3回実施した。また、月島機械株式会社大和晴海ビルの従業員にも直接啓発をしている。

Q.抜本的に改善するためには、指定喫煙場所を増やし誘導するしかないと思われるが、そもそも晴海地域に指定喫煙所がほぼないのが問題では?

▶中央区指定喫煙所マップ

A.まず土地の問題として区有地に作るとなると、パーテーションで区切るスペースの確保など場所が難しい。民間の事業者にビル内など、従業員専用でもいいから喫煙スペースを作って貰い、補助金を出すという取り組みにはもっと力を入れていきたい。

あるいは今後の再開発の中で検討をしていく。

Q.それでもなかなか改善されないのは、従業員のモラルが低いのか?民間指定喫煙所設置補助金は活用されているのか?

中央区公衆喫煙場所設置等助成制度のご案内

A.室内では10/101000万円まで設置の助成金が出る。ランニングコストとしても年間120万円を出す。

例えば築地本願寺前のファミリーマートでは3階部分に補助金を使って設置して貰った。このような晴海地域の企業や民間事業者との連携は進めていく必要がある。

やはり大きいビルの中から従業員が出てきて、悪いとは知りながら喫煙しているケースは多い。


Q.喫煙所がないので、人気が少なく陰になっているビルの脇道で吸っているのだと思われる。至急、喫煙所の設置を求める。場所がないなら移動式喫煙所(分煙バス)に予算をつけるという方法もある。

https://bunenbus.com/

A.他区の状況なども見ながら検討をしていく。今年度は数寄屋橋公園築地川祝橋公園の2か所に喫煙所を設置する予定。民間の方でもちょこちょこ補助金の問い合わせがあるため、自動販売機の設置と合わせて勧めるなどしている。

Q.特に晴海勝どき・月島地域への早急な喫煙所の設置を求めます。また、私も以前から予算特別委員会などで提言しているが、他区の例に倣い、違反者への過料徴収も含めて条例による罰則を検討するべきではないか?

A.通報数が多いところでも、20カ所くらいは路上喫煙が多いスポットがまだあるため、機会を捉えて整備を進めていく。罰則については条例上定めても、結局は私有地に逃げられると取り締まることが出来ない。効果があるかどうかも含めて慎重に検討するべきと考える。

Q.実際の取り締まりに苦労するという点はあるだろうが、抑止力としても検討するべきではないか。また、そもそも喫煙所がどこにあるか分からないという声も多い。例えば喫煙所マップ定期的に公式LINEで配信するなど、さまざまな形で広報してはどうか?

A.現在はHPに載せている他、区の広報誌に載せたり、区の施設に置いて配布している。広報のやり方については確かに検討する必要はある。




改めて、受動喫煙対策については進めていきたいと思っていますが、喫煙所の整備が第一になります。そのための他区の事例など色々と勉強し、提言していこうと思っていますが、

皆様からも案やご意見がございましたら教えて頂けますと助かります。

よろしくお願いします。

【環境建設委員会】中央区グリーンインフラガイドラインが策定!緑被率とは

こんにちは、中央区議会議員の高橋元気です。

中央区の環境、緑の量的拡大・質的向上を目的とした「中央区緑の基本計画」をより具体的な施策としてまとめた、中央区グリーンインフラガイドラインがこの度策定されました。

区民・事業者・区などが緑地・水辺の創出・維持管理を行うにあたっての取組の指針を規定しております。

こちらHP上での公開はまだなようですので、公開され次第お知らせします。

中央区の緑被率は10.7%で、これは23区内でもワースト1位、2位を争う数値です。

緑被率とは、敷地面積に対する緑地面積の割合になり、空撮した写真を元にデータ分析を行う手法ですが、平成29年度以降調査は行われておりません。京都議定書の一つの指標に使われるなど、環境面での指標として使われます。

中央区は緑被率の目標を13%に置いており、12%は見えてきた、としています。

また、地区別にすると、緑被率京橋地域12.3%日本橋地域6.2%月島地域13.2%です。

日本橋地域、東京駅周辺はビルしかないので仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・

空撮という手法を取っているため、公園を増やすことはもちろんなのですが、ビルやマンションの屋上緑地を増やしてもOKなのです。

中央区は、平成31年に作成した中央区緑の基本計画に定めた目標を目指すため、具体的な施策をまとめたものとして、グリーンインフラガイドラインを定めました。

かなり膨大なし資料ですので、ダイジェストでどんなものか、ご覧ください。

個人においては、ベランダにプランターを活用して野菜を栽培するなど、小さなことから推奨してます。

マンションや大開発事業者においても、屋上やオープンスペースに積極的な樹木グリーンスペースレインガーデンを設置すること。

区としては、公園街路樹を中心に整備を進めること。

それに伴う技術的な開発ハンドブックまでまとめられており、読んでて面白いものです。

環境問題は公的な部分だけではなく、個人の意識から変えられるものです。

是非一度、ご一読ください!!(早く公開を求めます)

6/1より小型家電の宅配回収開始!これは便利!!

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です!

中央区は6/1より、リネットジャパンと提携し、不要小型家電の宅配回収を開始します。
段ボールに詰め込み放題で1箱1650円!
そしてパソコンが含まれると送料無料です。

地味に便利な予感がします!!

Twitterに寄せられるご意見もかなり好意的ですね!これはまた良施策の予感です!

タワーマンションのティアラは光害?「中央区光害防止指導要綱」のまとめ

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

金曜日には所属委員会が開催されましたが、先にこちらについて。

本件は、中央区議会公明党の中島議員の「区内約50棟から隣接する高層住宅から光が空を覆うことで星空が見えないことを光害条例で抑制すべきと提案。今年の第1回定例会で「中央区光害防止指導要綱として成立の運び。」というツイートが話題となりました。(既に当該ツイートは削除されています)

すると、タワーマンションのティアラ(マンション屋上照明の通称)の明るさを中央区は光害として規制するのかとプチ炎上状態となりました。

騒動の焦点となりました「中央区光害防止指導要綱」は指導要綱であり、行政指導の対象などを行政が定めるものであって、条例ではありません(行政が自ら定めるもの)

区議会の議決を経る事なく決まるものですが、あくまで報告事項として2/14の環境建設委員会に報告資料が提出されておりました。

指導要綱については、本来行政と事業者の間でのやりとりで使用されるため、一般的には公開されていません。

しかしながら環境建設委員会に資料が提出されておりました。

私も傍聴しておりましたが、委員会内の質疑に出ることがなかったため、改めて内容を確認。

本案は直ちにタワーマンション等民間住宅の屋外照明デジタルサイネージが規制されるものではありません。

しかし改めて担当課に本案の趣旨と規制対象を確認致しました。



Q.本案について、住民から区内のタワーマンション等の照明が規制されるのではといった懸念が届いている、本案の規制対象を教えて欲しい。

A.光害の判定基準に関わらず、懸念されているようなタワーマンションの屋上照明は規制対象とならないと考えている。本案は例えば銀座地区など商業区に設置されるデジタルサイネージや広告ネオンの光害を想定しており、 区民の方からの、窓から24時間広告の照明が差し込み、生活環境が阻害されるといった苦情等に基づいて行政が事業者に対して指導するため、あるいは計画段階で指導するための要綱としている。

基本は住民の方からの苦情により対応を行うものとして定めるものである。



これは提出資料内の目的に、住宅地と商業区が隣接する地域において、経済活動に資する屋外照明住民の生活環境との両立を目的としていることからも、タワーマンションの屋外照明は規制対象としていないことが伺えます。

但し、本件で想定される行政指導は事業者を制限するものではありますが、住民の生活環境にも影響を与えかねません

そうであるならば、定義の「イ 屋外照明」の範囲が広範過ぎます「経済活動を目的とした屋外照明」のように絞るべきではあると思うので、その点は話したいと思います。

また、区長が指導および勧告、あるいは事業者名の公表を行うと定められています。区長の権限が強すぎると思われるかもしれませんが、これは行政指導が個人あるいは法人の権利を制限するものであることから、行政の長である区長の権限と責任を明確とするため一般的な記載方法ではあります。

中島議員は昔から環境問題に特に力を入れてきた方で、子ども達に昔のような自然を見せてあげたいと委員会でもいつも熱を込めて訴えをされてきた方です。

本件についても、恐らく子ども達に星空を見せてあげたいとの想いが強く、一概にタワーマンション等の照明を腫れ物扱いする意図はなかったものと思っています。

ただ、ここまでTwitter上で区民の皆様を中心に、不安に思う声や怒りの声が大きくなってしまったので、

勝手ながら私が代わりにその詳細を確認し、発信させて頂きました。

行政指導については、行政がその権限を濫用することのないようその根拠や判断基準を明確にする必要があり、本指導要綱もその目的で、行政側が定めるものです。

また、もし濫用と思われる事態が発生した場合は行政訴訟の対象ともなります。

ですので本来であればこのような指導要綱はなかなか表に出てこないものなのですが、私も、議会の一員としてしっかりとチェックをしていきたいと思います。

沢山のご意見を頂いた区民の皆様ありがとうございました。

引き続き、私の方で確認あるいは提言出来る事項があれば進めて参りますので、ご連絡を頂ければ幸いです。

区民の皆様と行政の懸け橋となり、しっかりと仕事をしてまいります。

それでは!!

【区民相談】中央区のリユース(不用品交換システム)が使いづらい!オンライン申込など電子化を進めて地域循環型社会の促進を

こんにちは!!中央区議会議員の高橋元気です。

本日も区民の皆様からのご相談コーナーです。

中央区は昨年ゼロカーボンシティ中央区宣言を宣言し、2050年までに二酸化炭素排出量をゼロにすると目標を立てました。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kohokotyo/press/puresureiwa2/press210330.files/sengenbun.pdf

一方で中央区の課題の一つとして、大量の紙の消費ゴミ問題が挙げられます。

SDGSの理念からも、不用品のリデュースリユースリサイクルを更に進める必要があります。

さて中央区は不用品のリサイクル事業として、不用品交換システムを実施しています。

中央区ホームページ 不用品交換システム

これは区が業務を運営委託している事業であり、区民の方が不用品を登録し、無償あるいは有償必要としている区民の方に譲ることが出来る場所を提供するものです。

登録をすると区のホームページや、リサイクルハウスかざぐるまに展示がされます。それを見た区民の方が直接連絡をするという流れです。

ただ、登録に専用のハガキを郵送する必要があるなど、手続きが煩雑であり、せっかくのシステムなのだから使いやすくならないかといったご意見・ご要望を頂きました。

確かにこれは、もっとうまくやれる。

早速、区の環境推進課にお話を伺いました。

すると不用品交換システムは、区民の方のリサイクル意識向上リサイクル活動のキッカケづくりとして始めたものであり、利益を得たり高額な販売を推奨するプラットフォームではない。あくまで区内でしか流通しないもの限定である。

また、年間6万件の登録があり(す、すごい)ニーズがあるものと認識をしている。

但し、専用ハガキを郵送する必要があるなど、手続き面での改善も今後検討していきたいと思っているとの事です。

例えば同じような性質を持つ地域プラットフォームとしてPIAZZAなどがあります。

使わなくなったベビーグッズなどの写真を気軽にアップし、譲り渡し譲り受けが日常的にされていますので、その気軽さと比べたらやっぱり使いづらいなと思ってしまいます。

不用品の交換などを経て、地域内でやり取りが増え、新たなコミュニティを育むことも出来ます。

是非ここは区のHPへの掲載というメリットも活かしながら、簡素なオンライン登録を可能とし、プラットフォーム上でやり取りが出来るようにシステムの改修を進めて欲しいと思います。

という要望を改めて区には伝えました。

そもそもの取組みは素晴らしいです。未来に向けて中央区内で循環出来る社会が作れたら素晴らしいですね。

なんなら、私はそのような不用品交換システムだけでなく、地域のプラットフォームを兼ね備えた中央区公式アプリを開発すべきだと思います。

学校や保育園のクチコミや、お店情報など様々な情報共有が出来る地域コミュニティプラットフォームを作り、そのアプリに区役所業務の電子申請や防災マップアプリなども統合すればいいと思っています。

これ一つでなんでも出来るよと。

区がやらないなら大学院での学びを活かして自分で作っちゃおうかな・・・

3月の予算特別委員会でも区役所業務、サービスの電子化について更に取り上げていきたいと思います。

それでは!!!