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北朝鮮が弾道ミサイルを発射!何故外交・防衛問題が争点にならない?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、本日、衆議院議員選挙が公示されました。

投開票日は31日となります。

また、この政治的な空白期間を狙い撃ちしたかのように、北朝鮮が弾道ミサイルと思われる物体を日本海に向けて発射致しました。

https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20211019-00263887

日本防衛省の発表によりますと10時15分頃に北朝鮮東部の新浦の付近から2発の弾道ミサイルが東方向の日本海に向けて発射され、日本のEEZ(排他的経済水域)外に着弾。発射位置から韓国軍はSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の可能性が高いと推定しています。

https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20211019-00263887

記事によりますと、

この新型SLBMは短距離の射程から対韓国用・対日本用と見られ、大気圏外迎撃ミサイルのSM-3では対処できません。現状では大気圏内用迎撃ミサイルのPAC-3、SM-6、そして大気圏外用ですが限定的に低い高度でも機動出来るTAHHDで対処することになります。

 しかしPAC-3やSM-6では弾道ミサイル相手の広域防空はできず拠点防空までで、THAADも限定的にしか対応できないので、アメリカ軍で現在開発中の対極超音速兵器迎撃ミサイルを早急に用意しないと広い国土を守れなくなる恐れがあります。

といった事態になっておりました。




これを受けて岸田総理は街頭演説後、午後一時前に仙台から東京へ

首相も官房長官も東京を離れていたことに野党側から批判が出ましたが、岸田総理大臣は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際、みずからと松野官房長官のいずれも東京を離れていたことについて、磯崎官房副長官が官房長官の代理として在京で職務にあたるなど、危機管理で十分な態勢をとっていたとしました

いや・・・・甘くない??

岸田総理大臣は、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開催したあと、記者団に対し、警戒監視の徹底などを関係閣僚に指示するとともに、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの可能性も含め、分析していることを明らかにしました。

また記者団が、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて、福島市で取材に応じたあと仙台市に向かった理由を質問したのに対し「まずは情報収集と分析を行わなければいけない。その間の作業や帰りの東京への列車の事情などを総合的に勘案した結果、ご指摘のような日程に落ち着いた」と述べました。

いや待って、、、なんでそんな悠長に街頭演説終わらせてから帰京してるんですか・・・

平和ボケし過ぎてませんか??

単純に、もしガチでミサイル撃ち込まれていたらどうなってたんですか・・・・

北朝鮮のミサイル技術は進化しており、迎撃態勢の強化は必要でしょう、敵基地攻撃能力の早期保有も含めて早急に議論されるべきであると思います。

そして・・・・国会議員の候補者がその点について何も言及せず、例えば給付金!!みたいなことを街頭で叫んでいる状況に違和感を感じます。

経済対策、教育環境の整備や保育所の整備などは地方議会でも議論が出来ます。
国として法律や制度の制定は必要ですが、国会議員でしか出来ないこと外交安全保障問題に私はもっと力を入れて議論をして頂きたいのですが・・・


例えばいつの間にか誰も触れなくなった日本版CIAの設立。各省庁から独立した情報収集機関は専守防衛の要となり、私は必要だと思っています。

国会議員は、国を背負う責任を負うべき立場です。

耳障りのいい選挙受けのする公約だけではなく、国土を守り日本を守るため、外交や安全保障についてどのように考えているか、皆様も今回の投票先を選ぶ上で重要な判断基準とされるべきではないでしょうか。是非、街中の候補者に聞いてみてください。

立候補者も、自分の選挙活動をSNSに垂れ流しにするだけではなく、外交問題に関する意見などを発信して頂きたいと思います。

せめて、国政政党の代表や役員は、北朝鮮に対して遺憾であると発信するべきでは・・・?

さて、明日YOUTUBEで自民党さんの公約の紹介や分析を出したいと思います。

それでは!!!

今更聞けない、衆議院議員選挙とは?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

いよいよ、明日、衆議院議員選挙が公示されます。

このために、人生を賭けて毎日活動を続けてきた立候補予定者の皆様、関係者の皆様もいらっしゃると思います、いよいよですね。

私もYOUTUBEで解説を開始しました。

特に今回が選挙初めて!というような学生の方などに向けて、とりあえず衆議院議員選挙って何?というところを解説します。

まず、そもそもですが、国会は二院制であるということは学校でも習っているかと思います。

衆議院と参議院ですね。

各議院はそれぞれ独立して意思決定を行い、両議院の意思が一致することによって国会の意思が成立します。

 二院制の利点として、国民の間の多様な意見と利益をできるだけ広く反映させることができること慎重に審議できること一方の行き過ぎを抑制し、不十分なところを補うことができることなどが挙げられています。

 衆議院と参議院には、構成や権限などにいくつかの違いがあります。

 まず、議員の定数、任期・選挙制度等が異なります

https://www.sangiin.go.jp/japanese/aramashi/chii_kennou.html

つまりは、国の大事な意思決定を行う機関なのだから、選挙制度や要件を別にした2つの議院によって出来る限り、幅広い意見を集める事、そして時にけん制し合うことが求められています。

但し、予算・条約・内閣総理大臣の指名・法律案の議決等については、憲法の規定により、衆議院の優越が認められています。

例えば両院協議会を開いても意見が一致しないときは、衆議院の議決が国会の議決となります。また、参議院が衆議院の議決した予算又は条約を受け取った後30日以内に議決しないとき、及び衆議院が内閣総理大臣の指名の議決をした後10日以内に参議院が指名の議決をしないときは、衆議院の議決が国会の議決となります。

法律案については、衆議院で可決し、参議院でこれと異なった議決をした場合に、衆議院が出席議員の3分の2以上の多数で再び可決すれば、法律となります。

なので最終的には衆議院が優先されるので、日本のトップを決める戦い、日本で一番熾烈な選挙となるのが衆議院議員選挙なんですね。




さて、総選挙とは、衆議院議員の全員を選ぶために行われる選挙のことです。小選挙区選挙比例代表選挙が、同じ投票日に行われます。総選挙は、衆議院議員の任期満了(4年)によるものと、衆議院の解散によって行われるものの2つに分けられます。

衆議院議員の定数は465人で、うち289人が小選挙区選出議員、176人が比例代表選出議員です。

小選挙区制度とは、全国を289のブロックに分け、最も得票の多い1人を選ぶ選挙制度です。

https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo03.html

そして、現在の日本では、衆議院と参議院の選挙で、比例代表制が導入されています。比例代表制では、各政党に投票をします。そして各政党の得票率に応じて議席数が決まります。

得票率とは、獲得した得票数を有効得票総数で割った値です。

比例代表制の長所は、死票を少なく少数意見を反映しやすい点が挙げられます。

一方 短所としては、小政党が分立し、政権が不安定になりやすいと言われます。

日本の比例代表制における議席の配分方法は、ドント式と呼ばれる方法で行われます。

https://gakusyu.shizuoka-c.ed.jp/shakai/seiji/02_5_donto.htm

① 各政党の得票数を1,2,3・・・の整数で割ります。

② 一人当たりの得票数が多い順(割り算の答えの大きい順)に、各政党の議席が配分されます。

③ 通常、各党の当選者は、比例代表名簿への登載者(とうさいしゃ)の上位から決まっていきます

各政党では当選議席数が確定すると、候補者名簿の上位から議席を割り振っていきます。そのため、候補者名簿の上位に名前が掲載されている候補者の方が当選の確率は高くなります。



さて、選挙制度の説明はこんな感じですね!!

今回は任期満了に伴う総選挙となりました。

選挙の争点はずばり、前内閣の新型コロナウイルスへの対応のほか、岸田首相が掲げる「新しい資本主義」「分配重視」の姿勢の是非、ポストコロナを見据えた経済政策などを軸に各党が公約を訴えていく形となりそうです

岸田首相率いる自民党は良くも悪くも今まで通りの日本の象徴、それに対して立憲民主党をはじめとする野党が変革を訴え、どこまで食い下がれるかに注目です。

次回以降に各党の公約も私から解説を致しますが是非見ておいてください、

果たして、各党が主張する選挙のための給付金のバラマキでいいのかどうか、、野党共闘という言葉も出てきましたが、私はあまり好ましいことではないと思っています。

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20211017-OYT1T50022/

ということで次回は、主に私が住む中央区、港区の一部、文京区、台東区の一部で構成される衆議院議員選挙小選挙区東京2区の候補者を、政党の公約を交えながら順次解説していきます。

選挙.comにて現在出馬予定とされておりますのが、

自民党前職の辻清人さん、

立憲民主党前職の松尾あきひろさん

日本維新の会元職の木内たかたねさん

れいわ新選組新人の北村イタルさん

非常に若い方ばかりの面白い選挙区になっていると思います。

また、辻さん、松尾さん、木内さんについては私も面識がありますので、そのお人柄も含めてお伝えできることもあるかと思います。

今回は時間の関係で候補者インタビューまでは難しそうですが、

前回都議選と同様に、私個人のスタンスとしてもあたらしい党のスタンスとしても、一区民として公平な視点で解説が出来ればと思います。

是非ご期待くださいませ!!

それでは!!また!!

YOUTUBEの更新再開!!衆議院議員選挙特集!!

こんにちは!!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、YOUTUBEの更新を再開しました!!

前回都議選の時に好評を頂いたように、東京第2選挙区(中央区、港区の一部、文京区、台東区の一部)小選挙区にて立候補を予定されております候補者の方々を紹介していく予定です。

特に今回が初めての選挙というような学生の方でも分かりやすく解説したいと思います。 まずは、、いまさら聞けないけど、衆議院と参議院って何が違うんだっけ??衆議院議員選挙の仕組みってどうなってるんだっけ?という基本的な部分を解説します!

そのほかにも、都議選候補者特集や、政治家になりたい方向けの学習動画、HOW TO 政治家、という企画を公開しています。

HOW TO 政治家も今後また追加する予定です!!

今後の更新に是非ご期待ください!!

また、チャンネルのご登録もお願いしますm(__)m

https://www.youtube.com/channel/UCye7-M0t6eIY2wLPsdHmDWg


1人で撮影から編集、サムネイルの作成などもやっているのですが、めっちゃ時間かかります。。。。

前は毎日更新を目指していましたが、仕事や学業との両立が難しく断念・・・・

まずはブログ毎日更新と、定期的なYOUTUBE更新を続け、中央区最強の情報発信議員を目指します!!

ということで、動画の詳細はまた明日に・・・・

それでは!!!

衆議院が解散、総選挙へ!その争点は?公約は?野党共闘は国民が不幸になる?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日、衆議院が解散しました。衆院議員の任期満了(21日)を超えての衆院選は現行憲法のもとでは初めてで、解散から投開票までは17日間で戦後最短。

衆院選では、前内閣の新型コロナウイルスへの対応のほか、岸田首相が掲げる「新しい資本主義」「分配重視」の姿勢の是非、ポストコロナを見据えた経済政策などを軸に各党が公約を訴えていく形となりそうです。

では分配を重視する新しい資本主義、新自由主義とは何か、

岸田首相は8日の演説で「新自由主義的な政策は深刻な分断を生んだという弊害が指摘されている」と述べ、「健全な民主主義の中核」となる中間層を守るため「新しい資本主義」を起動する必要があると強調しています。さらに「成長か、分配かという不毛な議論から脱却し、成長も、分配も実現する」として「成長と分配の好循環」を掲げています。

分配戦略として、賃上げした企業への税制支援に加え、子育て世代への教育費や住居費支援の強化を打ち出し、保育士らの収入増に向け、公的価格を見直す「公的価格評価検討委員会」の設置も表明しましたた。

つまりは、民間に任せるだけでなく公的にしっかりコントロールしようという方向性であると思いますが、しっかり勉強してからまとめます。

具体的な公約は自民党は以下の通りまとめております。

▶自民党令和3年政策パンフレット

一つ一つの公約、政策のチェックは次回に回します。

前回の都議選同様に、各党および立候補予定の候補者の解説をYOUTUBEにてまとめようと思います。

前回割と好評をいただきましたので・・・・

また、このようにTweetをしましたが、私は国政政党及び首長のマニフェストには、政策とセットで財源と期間を明示すべきであると思っています。

何故国政政党と首長?と思われるかもしれませんが、予算の執行権限があるからです。

国政選挙においては、比例代表制により政党を選ぶ、投票権が与えられています。また、憲法第67条で規定されている通り、議院内閣制において内閣総理大臣は国会議員の中から国会の議決により指名されます。

首長に関しては二元代表制に基づき、市民が直接選ぶことが出来ます。

予算の執行権限が与えられる場合は、その予算の使い道について、しっかりとその詳細まで約束をするべきであると考えています。

つまりは数値目標、期限、財源、工程表まで明記したマニフェストを作成し、歳入歳出について体系立てて説明をする、結果、それが出来なかった場合は事後検証が出来るようにする。それがマニフェストです。

今の各政党の公約はただの口約束なんです。夢物語、耳障りのいいこと、歳出だけ約束をしているだけです。

だからこそ事後検証が不可能なんですよね・・・

結果、国民の信頼は選挙の度に失われます。

私は、ただの公約ではなく、しっかりとマニフェストを公開するべきであると思います。

私が当時師事していた前神奈川県知事の松沢しげふみさんが2007年神奈川県知事選挙で掲げたマニフェストは財源や期間まで記載されたとても分かりやすいマニフェストだったのですが・・・今はどこかに公開されているかな・・・

また、主に立憲民主党さんが野党共闘と騒いでいますが、政策も理念も違う政党がそもそも選挙のためだけに共闘しても、どちらにせよその方が当選したあとに国民は不幸になるので止めて頂きたいです。

何故ならそういった方々は選挙に当選することがゴールであり、その後の任期において政策実現や関係者等の調整が出来るわけがないからです。野党共闘を謳うならまず政党を統一してからです。

自分の当選のため、政党のために政治をやるのではなく、国民のために仕事をしてください。

立憲民主党の小川淳也さんが、ご自身が立候補する選挙区から出馬する日本維新の会の候補者に、立候補辞退を迫ったとのこと。
立候補予定者のご実家までおしかけ本人に何度も電話をかけたとのことで、脅迫にまで該当するような行為をされたとのことです。

また、日本維新の会の会議に直接押しかけて直談判するとか・・・

その熱意をもっと地元の方々に向けては如何でしょうか。

そもそも野党共闘をそこまで求めるのであれば、ご自身の政党の幹事長や代表を通して政党間で話し合いを行うべきです。

この方はドキュメンタリー映画、「何故君は総理大臣になれないのか」で取り上げられた議員です。

政治関係クラスタの知人からはめっちゃ泣いた!!ほんと感動した!!と薦められていたのですが、結局、私は見ませんでした。

流行りものに乗るのが嫌いというのもありますが、どうせ総理大臣になれない他人の映画見ても何も面白くないだろうと・・・

もちろんこの方に恨みは全くありません、興味がなかっただけです。

劇場的に突撃する精神は好きです。

しかし、さすがに総理の器ではないと思います。

岸田総理を見ていても、あの自民党をまとめあげる調整力こそが日本の総理に最も必要な資質でしょう。ご自身の政党、人と人を調整することが出来ない方はそもそも論外であると思います。

選挙直前になって焦るぐらいなら、4年間必死で現職自民党候補を倒せるだけでの地元活動を行っていればよかったのです。
自分のため、保身のために政治家を続けているのであれば是非落ちて頂きたい

だから総理大臣になれないんだよ・・・・

すみません、今日は辛口でした。

なにはともあれ衆議院は解散されました。

10月19日公示、31日に投開票となります。

是非YOUTUBE等もご期待ください!!

それでは!!!

都民ファーストの会が国政政党「ファーストの会」を設立!その中身は?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

さて、本日、東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の荒木千陽代表が都内で会見し、国政新党「ファーストの会」を設立すると発表しました。


衆院選に向けて、東京を中心に擁立を目指すとのことです。


荒木都議は新党の代表にも就任します。
会見の中では、小池氏は立候補しないといい、荒木氏は「私たちから出馬の要請もしていない。小池知事の応援や相談をさせていただく。さまざまに連携をさせていただきたい」とのことです。

一方、党名については小池百合子特別顧問とともに決めたとの事です。


ただ決まっているのは党名だけとし、役員や候補者、党の公約や綱領の発表はなし。ただ立ち位置は保守中道であり、左右どちらでもなく国の真ん中を行く、と宣言をしました。
※その後HPで綱領が発表されました。

本日から党のSNSアカウントが開設され、東京都小選挙区、比例区を中心に立候補者を公募するとのことです。


▶ファーストの会HP

▶綱領

https://1st-jp.jp/?page_id=86
https://1st-jp.jp/?page_id=86

具体的な公約はまだですが、綱領の中では、


>>私たちが基軸に据えるのは「国民ファースト」「情報公開」「賢い支出(ワイズスペンディング)」そして「持続可能性」の四つの大原則である。

>>また、我が国が現在、最も必要としていることの一つに多様性(ダイバーシティ)と包摂性(ソーシャル・インクルージョン)がある。これらは未来に繋がる豊かな社会を創る原動力になるものである。私たちは女性、若者、子ども、シニア、障がい者、性的マイノリティ(LGBTQ)などの多様性を大切にし、「人」への投資を最重要視していく。先進国の中で最低レベルにある我が国のジェンダーギャップ指数の向上についても優先的に取組むべき喫緊の課題である。


と、あります。
しっかりと公約実現を目指して国会議員を輩出出来るのであれば、期待は出来ますが、あまりに突貫工事である印象は拭えません。

4年前設立した「希望の党」とは・・・


作りかけのSNSやHPを見ていても、本当に準備時間がなく、かなり急ぎで政党を作ったという印象です。


そもそも国政政党の要件として認められるためには、「政治団体のうち、所属する国会議員(衆議院議員又は参議院議員)を5人以上有するものであるか、近い国政選挙で全国を通して2%以上の得票(選挙区・比例代表区いずれか)を得たもの」である必要があります。


通常であれば、国会議員5人を用意して記者会見、というケースが多かったと思います。
その発表がなかったという事は、とにかくまずは候補者の公募をしなければいけない、つまり人材が足りないという状況なのは明らかです。


岸田総裁の誕生を受けて、小池知事が急遽指示をした、と推測しますが、4年前の希望の党同様、小池知事自身が先頭に立って出馬をしない限りは東京都内であっても支持を集めるのは非常に難しいでしょう。


また、都民ファーストの現職議員が国政に鞍替えするケースも予想されますが、前回都議選から3カ月での鞍替えは果たして都民の理解を得られるのでしょうか?
また、投開票日から3カ月が経ってしまっているので、都議選の繰り上げ当選もありません。

惜しくも都議選で敗れてしまった都民ファーストの元都議もいます。願わくば、元都議のワンチャン敗者復活戦の位置づけの政党とならないよう、綱領にもありますが、持続可能な政党であることを望みます。


ファイナルファーストの会(FFの会)いいと思うけどな・・・(センス)


それでは!!

岸田新総裁誕生!衆院選自民党は圧勝か?

こんにちは!中央区議会議員の高橋元気です。

本日、任期満了に伴う自民党の総裁選挙が開催され、岸田文雄衆議院議員が第27代総裁に選出されました。

事実上、次の内閣総理大臣は岸田氏となりました!

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/66481.html

河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏、女性候補が2人となったこともあり、世間的にも非常に大きな盛り上がりをもった総裁選挙でした。

河野太郎氏は1回目の投票で圧倒的な党員票を獲得したものの、1回目の投票、決選投票、共に議員票が伸びず・・・・

有効票762票
▽岸田氏 国会議員票146票、党員票110票=256票
▽河野氏 国会議員票86票、党員票169票=255票
▽高市氏 国会議員票114票、党員票74票=188票
▽野田氏 国会議員票34票、党員票29票=63票

この結果、4人の候補者のいずれも過半数を獲得できず、1位の岸田氏と2位の河野氏の上位2人が、決選投票に進みました。

決選投票は、国会議員1人1票と各都道府県連に1票ずつ割りふられた47票の、合わせて428票で争われました。

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/66481.html

結果
▽岸田氏 国会議員票249票、都道府県票8票=257票
▽河野氏 国会議員票131票、都道府県票39票=170票
で、岸田氏が河野氏を抑えて、新しい総裁に選出されました。

やはり党内選挙である以上、内部の議員の支持を得られるかどうかは非常に大きく、総裁選挙後の団結を見据えたら岸田氏の勝利は必然だったのではないかと思います。

私は河野太郎推しでしたので残念ですが、岸田氏の酒豪エピソードを聞いてなぜか親近感は生まれました。

正直私は各候補の公約や政策を把握しているわけではありませんが、各候補の公約は以下の通りでした。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0977U0Z00C21A9000000/

良くも悪くも岸田氏はこれまでの自民党らしい着地点に落ち着きそうです。

しかし強力なリーダーシップを持って、日本をリードする、自民党を変えるという見せかけだけでもアピールが出来れば一定の支持は受けそうです。

さて、改めて与党、自民党は強いなと今回思いました。

まず、このように衆院選直前の総裁選で注目を集めることが出来るのは大きいですよね。

今回は自民党の一般党員投票も実施されましたが、あくまで自民党内の選挙なのに、連日報道されることによりまるで国民が選んだような雰囲気がしてきてしまいます。。。

人気の低い首相からあたらしい首相に代わったタイミングであれば、期待感が生まれます。必然的に支持率は上がります。
総裁選挙の度にマイナスをリセット出来るのはメリットでしかありません。


河野氏や高市氏が総裁になっていたら、間違いなく自民党の圧勝だったでしょうが、恐らく岸田氏でも自民党の大勝は揺るがないかと思います。

最近野党側のニュースないもの・・・・


野党側も選挙の顔を決めるために代表選をやったら盛り上がるのではないか?

といった意見を見ましたが、、

いえ、絶対に盛り上がりません


ここまで自民党総裁選が盛り上がるのは、勝者=日本国首相が確定するからです。

野党の党首が変わります!!こんな公約掲げますよ!!と言っても、ただのパフォーマンスに終わるので誰も興味を持ちません。実がないんですよ。その党のファン・支持層だけ盛り上がって、無党派層は興味を持ちません(私も同じ)


AKB48総選挙の方が興味があったくらいです。


この4候補での総裁選が実施出来た時点で、衆院選における自民党の勝利は大きく近づいたことでしょう。
現有議席からは減らすかもしれませんが、無難に現状を維持し、恐らく勝負にはなりません。野党再編くらいが話題になる程度であると予想しています。


冷めた見方かもしれませんが、、、、

まずは地方政治からの改革が目標ですし、あたらしい党としては国や都と連携する必要が出てきた時は与党・野党に限らず、専門性の高い議員に相談します。

国政に対する温度感が低くてすみません。

おめでとうございます!!


それではまた!!!